教養択一です。
難易度はいつも通り主観です。
文章理解…(並)
日本語が5問(内容把握3、並び替え1、穴埋め1)と英語が3問(内容把握2、穴埋め1)でした。
公務員試験でよくみるようなオーソドックスな問題です。ここは取り立てて話すこともないでしょう。
数的処理…(並)
数的推理6問、判断推理6問、空間把握2問、資料解釈3問でした。
判断推理はサクサク解ける問題が多かったのですが、数的推理に手こずりました。
星間距離を求めさせる地学のような問題や、レートの問題などは、時間がかかり、結局解らずじまい…無念です。
自然科学…(易)
いつも生物・地学以外はスルーの自然科学が、今回はわりと解きやすかったです。
数学は、式の定数aを求めさせる問題。華麗にスルー。
物理は、法則名の穴埋め問題と加速度グラフ。アルキメデスやケプラーを知ってるかで生死が分かれます。
化学は、元素の基本と原子量を求めさせる2問。
生物は、ヒトの生体防御とハツカネズミの交配。ハツカネズミは知ってるかどうか問題です。
地学は、火山活動、地球の性質、雨の性質(自然科学混合問題)が出ました。
人文科学…(難)
自然科学とは打って変わって難しかったです。
思想は、ドイツ観念論、日本の近現代から。
文芸は、平安時代の女流歌人と西洋絵画から。
女流歌人は、実際に短歌を選ばせる問題で、劇難でした。また、絵画も絵を時代順に並べるという奇問。
日本史は、江戸時代の狂歌、と明治史。
また短歌出ました。これも難しかったです。
世界史は、桓武天皇時代の世界と世界恐慌から。
日本史と絡めた問題とは、なんて世界史泣かせな問題!最初日本史かと思っちゃいました。
地理は、アフリカ地誌と世界の気候区分。
国Ⅰもアフリカ地誌出してましたね、たしか。このアフリカ好きめっ!
社会科学…(並)
すんなり解ける問題が多かった気がします。
法学は、地方自治から。
政治は内閣制度と国際連合から。
経済は、日本銀行と南米の輸出入、VISTAの経済から。
時事は、貿易と日本の外国人から。
社会は、デュルケムのアノミーから。
社会政策は、日本の社会保障から。
VISTAは馴染みがなく難しかったです。
教養は、専門と違いちょい楽でした。
まぁまぁ手応えあり。
しかし、この時はその後の絶望を知る由もなかった…
続く。