ダイくんはパパが大好き![]()
今日もパパが帰ってくる
「ダイくん、ただいま
」
「パパ、お帰りなさい
」
パジャマに着替えをして座るパパのお膝に座ります。
アレ?今日は酔っているせいか、
いつものフェルトの中折れ帽を脱ぎ忘れている![]()
「パパ、お帽子かぶったままだよ」
「あぁ、忘れてた」
ダイくんはパパの帽子をぬがします。
すると、黒い中折れ帽に付いたベージュのリボンに
ピンク色のシミが付いている![]()
「パパ、リボンに何か付いているよ?」
パパはドキッとしている
「わー・・・これは何でもないんだよ」
パパは心の中で
(しまった、さっきのクラブの姉ちゃん、
抱き付いて来た時に付いた口紅だな)
ダイくんは思わず
「なんか口紅みたい」
と口にするとパパは
「シー、ママには内緒だよ。
今度ビックリマンチョコ買ってやるからね」
ダイくんはビックリマンチョコが大好き![]()
「わーい、分かったよパパ
」
ダイくんは心の中で
(さては飲み屋のお姉さんとイチャ付いてたな、
でもママも先日近所のバーで若いお兄さんに
酔ってひっつきあってたしおあいこダネ、まあいいか)
次の日ダイくんがパパの寝室で遊んでいると
昨日の中折れ帽が置いてある![]()
シミを見ようと手に取ると、シミはまだ付いたまま
ダイくんは大好きなパパがママに怒られない様、
ベージュのクレヨンでピンクのシミを塗ってみた![]()
すると・・・
きっとベージュのクレヨンで赤を塗ったのが
付いて残っていたんでしょう
リボンに赤い色が付いてしまう![]()
ダイくんは慌てて今度は白を塗ってみる![]()
すると・・・
今度は白のクレヨンで黒を塗ったのが
付いて残っていたんでしょう
リボンに赤い色が付いてしまう![]()
(もうダメだ、パパに悪い事しちゃった、
帰ってきたらごめんなさいって言おう・・・
)
ダイくんは元の場所に中折れ帽を置いて
パパの寝室から去っていきます![]()
夜になり、いつもの様にパパが帰って来た。
謝らないと、、、、
パパの膝に座りドキドキしながら
「パパ、あのね…」
するとパパが
「ダイくん、ありがとう、パパの帽子のシミが分からない様に
クレヨン塗ってくれたんだね
」
ダイくんはビックリ![]()
(なんで知ってんだ?)
そこにママが夕飯をテーブルに運んで来た
「ダイくん、パパの帽子に落書きしたでしょう、
何にでも落書きしたらダメよ」
ダイくんはなんて言おうか慌てている
そこでパパがママに言う
「ママ、明日帽子の修理屋さんで
リボン交換をしてきてくれよ」
ダイくんは、
(なんかよう分からんわ、ケド良かった)
とホッとしました。
「パパ、大好き!」
ダイくん、怒られずに良かったね![]()