芥川賞作家の綿矢りさの原作を気鋭の監督:大九明子が監督・脚本で手掛け、のんが主演ということで話題になっている映画ですが、「あまちゃん」ファンとしては更に橋本愛(+片桐はいり)が共演ということで、観ない訳には行きません。
何年も恋人がおらず一人暮らしを続け、週末はおひとりさまで様々な場所へ訪れそれなりに生活をエンジョイしているアラサーのOLみつ子。そこに職場での先輩との和気藹々としたやり取り、イタリアへ嫁いだ学生時代の親友との現地での久々の再会、そして会社に訪れる年下の営業マンとの恋などを中心に、彼女が抱えている自身の様々な葛藤を心の中に居るもう一人の自分A(何故か男の声)との会話(=自問自答?)からその後の行動を模索していく様を描いていますが、ほとんどのんの独壇場的な映画であり、私めのように彼女のファンであれば彼女の魅力全開の映画となりますが、そうでない人(は、初めから観ないでしょうけれども)にとっては「何、これ?」って感想になってしまうかもしれません。
ということで、個人的には大変面白く、彼女の魅力にますますハマってしまいましたが、もうちょっと削ってコンパクトにまとめたらもっと面白かったかな?と思いつつも、やはりそうしたくどさも彼女の性格を描写する上では大切な条件だったのかも?
映画のテーマソングのようにもなっている大瀧詠一の「君は天然色」を聴きながら洗濯機をまわし、寝っ転がって「水の音と大瀧詠一の声って親和性高いよね」という彼女のセリフがツボでした♪
本当はこの後もう1本観に行くはずでしたが、何だかこれで満腹になってしまい、後味も良かったことで、これでとりあえず今年の映画鑑賞の締めとすることにしました。
ただ、今年観た映画の中でもう一度見て観たいと思う作品がたまたま2作上映中ですので、明日はその2本をリピートで観に行くつもりです。