10月に観た映画 | やせっぽちのヒロシのブログ

やせっぽちのヒロシのブログ

音楽とお酒が大好きです。
趣味は国際交流?(笑)。

まずは昨日観た2本の映画の報告から。

 

映画館で収集していたチラシを見て、何となく興味を持った作品でした。

http://dancingdreams.jp/

長く続いていた広島の老舗ストリップ劇場がその歴史に幕を閉じることになり、前任者から引き継いでその経営を担っていた男が、そのきっかけとなった踊り子との出会いを引きずりながら、自身の過去を振り返りつつ、最後の日を迎えるのですが、男の持つストリップへの思い入れと踊り子たちの生き様などが交差して、時代的な郷愁も加味され、何とも切ないストーリーが展開していき、予想以上に引き込まれて行きました。

 

クライマックス・シーンの踊りのバックで流れるのは松山千春の歌「恋」でしたが、これまで全く興味の無かった彼の歌に初めて感激したくらいです。

実はこれまでストリップを観に行ったことは無かったのですが(地元には当時のテレビ番組などでも取り上げられるくらいに有名な劇場があったのですが、私めが丁度観に行ける年齢になったくらいの頃に閉館してしまいました)、今度道頓堀劇場かロック座辺りにでも行ってみようか?なんて思ってしまったりして(笑)。

 

こちらは以前横浜で上映されていた時に見逃してしまい、アンコール上映となる今回を楽しみにしていました。

https://www.ari2591059.com/

監督は、20年くらい前からだったかライヴなどでよくお会いしていた顔なじみの方でしたが、いつの間にか数々の賞を受賞する注目作品を次々に発表されているのにビックリです。

 

理不尽な労働環境に置かれた30代の社員が個人加盟の労働組合に加わり、会社の改善を求めて闘った3年間の記録ということで、実際に社内で様々な不当な扱いや嫌がらせを受けながら、マスメディアへも顔出しして毅然と闘い続けた一部始終が収められていますし、そこには過去に親友を自死から救えなかったという苦い経験を持つ監督の思いも秘められています。

テレビのCMでもよく見かけたくらいに有名な引っ越し会社の上層部のヤクザまがいの恫喝やブラック企業ぶりには唖然とさせられてしまいますが、おそらくこれは氷山の一角で、あらゆる業界にこうした体質がはびこっていることでしょうし、多くの労働者の犠牲の上に一部の富裕層の暮らしが成り立っているのであろうことも改めて感ぜずにはいられません。

今は定年再雇用という立場で更にコロナ禍で業務も変わりほとんど閑職状態なものの、かつては毎月100時間超えの残業が当たり前というハードな時期もあった身としては、色々思うところある作品でした。

 

 

さて、10月に観た映画のフライヤー画像を上げておきます。何と18本観ていました。いやリピートを加えると20本になってしまいます(^^;

今回もなかなか良い作品が多かったですが、特に邦画やアジア系に思いがけない秀作がいくつかあり、認識を新たにした次第です。

特に良かったと思うのは「フェアウェル」と「朝が来る」でした。「82年生まれ、キム・ジヨン」や「星の子」も見応えありましたよ。

でも、一番の好みは「オン・ザ・ロック」みたいな洒落っ気がある軽いノリの作品なんですけれどね。

今月見逃しているものも含めて11月も面白そうな作品が目白押しなので、なかなか本数を減らせそうも無さそうです。

ただ、まだコロナが収束した訳でも無いのに、このところの各映画館が全席開放していることにはちょっと怖さもありますが....