諸事情でゴールデン・ウィークは都内をブラブラしていくつかの映画やライヴを観たのみでしたが、そろそろ5月病にかかりそうな頃にいつもド〜ンと用意されているのが、2000年より始まり今年19回目を迎えたタイ・フェスティバルです。
元々は「タイ・フード・フェスティバル」という名目でスタートしたものですが、5回目くらいからだったか、料理だけでなくタイの文化を全て楽しめるようなスタイルに拡張され、「タイ・フェスティバル」という名称になったと記憶しています。
そしてそれは私にとっては毎年ゴールデン・ウィーク明けのお楽しみとなっているのです。
勿論美味しい屋台料理の数々もたっぷり味わえますし、また各ブースにあるタイの雑貨や食材などを見てまわるのも面白いですが、何といっても嬉しいのはこのイベントのためにタイから毎年人気歌手を何組か呼び二日間ショーを行うことですね。それもアイドル系からタイの演歌とも言えるルークトゥンのシンガーまで幅広い人選で構成されています。
今回も料理やデザートを存分に味わいながら、そうしたショーを二日間楽しんできました。
ムエタイのパフォーマンスが終わった午後、まず最初にステージに上がったのは、二人のタイの若手の女性シンガーたち。
キーボードとパーカッションのバックが付きます。
まず自身もギターを弾きながら爽やかに歌う
Earth Patravee(アース・パッタラウィー)
そして90年代くらいのJ.POPを想わせるダンサンブルで軽快な歌を聞かせる
Ink Waruntorn(イン・ワラントン)
どちらもMCには英語や日本語も入り、歌の途中で日本語の歌詞を交えたりして、日本人の観客へのアピールに熱心な印象を受けました。
この二人はタイフェス終了後の月曜日に都内でライヴも行なったようです。
そしてその後におそらくはこれ目当てで来た人も多かったであろうBNK48の6人が登場。
メンバーには元AKBの日本人女性もいるようで、おそらくはAKBの世界進出戦略への一環なのでしょうけれど、ファン層は結構年齢高めで50代くらいと思しきおじさん方も多くいたのにはビックリでした。
そして多くの日本人はこれが終わると退場してしまい、会場はいつの間にかタイ人でビッシリ。
ここからが本当の意味でのタイ歌謡ショーの始まりです。
今回はGrammy所属の5人の歌手が登場。
まずはこの日一番のオシャレな衣装でコケティッシュでスウィンギーなパフォーマンスを見せてくれた
続いて男性なのか女性なのかよくわからなかったけれど(笑)、MCは英語で日本人の観客とのコミュニケーションにも熱心で、途中谷村新司の「昴」を弾き語りも披露した
Rose Sirintip Hanpradit(ローズ・シリンディップ)、
悩ましい踊りとセクシーな歌声で魅了してくれた
Ear
もう何度も来日してすっかり日本のファンにもお馴染みになった
Phol Tachaphon Pholkongseng(パラポン)は今年も安定したステージ。
トリは貫禄たっぷりのステージで1曲ごとに客席も大合唱となり盛り上がった
Da Endorphine(ダー・エンドルフィン)
そして最後は5人揃って会場はもう大騒ぎ。
私はタイの音楽事情は正直全くわからないのですが、これだけ観客が歓声をあげて迎え、1曲ごとに凄い反応を見せるということは、本国ではかなり知名度のあるシンガーたちなのでしょう。
どの歌手もサービス精神旺盛で、ステージを頻繁に降りてきて客席のファンたちと次々に記念撮影に応じたり、また観客も次々におひねりを渡したりして、大衆音楽の原点を見た思いでした。
BNK48だけ見てこれを見ずに帰ってしまった人は本当にもったいないことをしたと思います。
二日目の日曜日はあいにくの大雨になってしまいましたが、それでも多くの観客が集まり、大いに盛り上がりました。この後タイフェスは大阪や名古屋もありますが、また違った出演者が楽しませてくれることでしょうし、個人的には追っかけしたいくらいです♪
