やせっぽちのヒロシのブログ

やせっぽちのヒロシのブログ

音楽とお酒が大好きです。
趣味は国際交流?(笑)。

「クロエ」「さよならドビュッシー」などの映画監督作を発表してきた俳優の利重剛が13年ぶりに長編映画のメガホンをとり、主演に高橋一生を迎えて撮りあげた人間ドラマ。人付き合いを避けながら生きてきた男性が、いつの間にか知らない女性に籍を入れられていたことをきっかけに、人生が思わぬ方向へ動き出す様子をユーモラスに描く。
少し天然で絶対に怒らない男・夏野幹夫は、パスポート更新のため戸籍謄本を取得するが、そこに全く身に覚えのない「続柄:妻」の文字を見て驚く。「繁子」という女性が自分と勝手に籍を入れていたことを知った幹夫は、正体不明の彼女を探しはじめる。やがて、街角の小さな花屋で繁子を発見するが、彼女は触れるものすべてを壊してしまう、型破りな女性だった。そんな繁子に振り回される幹夫だったが、奇妙な出会いはいつしかふたりの人生に思いがけない変化をもたらしていく。
心優しく繊細な主人公・幹夫を高橋一生、周囲を翻弄する謎のヒロイン・繁子をNHK連続テレビ小説「まんぷく」の呉城久美が演じ、芹澤興人、池脇千鶴が共演。さらに利重監督もキーパーソンとして自ら出演した。世界的ジャズピアニストの大西順子が音楽を担当。

2026年製作/106分/日本
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2026年5月1日(以上、映画ドットコムより)

 

☆俳優としては頻繁に見ている利重剛の監督作品を観るのは初めてで、ご本人もしっかり出演していますが、大西順子の軽快な音楽に乗って展開するちょっと捻りのあるほっこりとしたラヴコメタッチの人情劇なのかと思いきや、主人公のトラウマが明らかになるシリアスな展開もあったりして、セリフの面白みもありそれなりに楽しめました。少し前まで朝ドラのお母さん役で存在感を見せた池脇千鶴がここでもなかなか強烈な個性を発揮していたのも印象的です。

ところで、劇中で語られていた婚姻届けの条件の緩さにはかなり驚かされましたが、事実なんですよね?(^^;)

 

ジョン・レノンがオノ・ヨーコとともにビートルズ解散後に行った唯一のフルコンサートを映像収録したライブ映画。
1972年8月30日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにて、知的・発達障がいを持つ子どもたちのためのチャリティとして開催された「ワン・トゥ・ワン・コンサート」。ジョン&ヨーコ/プラスティック・オノ・バンド・ウィズ・エレファンツ・メモリーとスペシャル・ゲストが出演したこのコンサートは、のべ4万人の観客を動員し、当時の金額で150万ドル(現在の価値で約1150万ドル相当)以上の寄付を集めた。
本作は、スティーブ・ゲブハルトが撮影した当時のライブ映像をもとに、長年にわたりオノ・ヨーコと共に活動してきたサイモン・ヒルトンが監督、ジョンとヨーコの息子ショーン・オノ・レノンがプロデュースを務め、最新技術によるリマスター&リミックスでスクリーンに再現する。「ニューヨーク・シティ」「インスタント・カーマ」「イマジン」などジョンの代表曲をはじめ、ヨーコの「ドント・ウォーリー・キョウコ」「オープン・ユア・ボックス」、会場の熱気が最高潮に達した「カム・トゥゲザー」「ハウンド・ドッグ」、さらにスティービー・ワンダーら豪華ゲストが参加したアンコールの「平和を我等に」などを収録。

2026年製作/81分/アメリカ
原題または英題:Power to the People
配給:カルチャヴィル
劇場公開日:2026年4月29日(以上、映画ドットコムより)

 

☆もう50年以上前の記録でしたので映像も音質も期待していませんでしたが、通常のスクリーンでも音は申し分なかったです。当時の世相も反映してかなり過激なデモンストレーション的シーンもありましたが、個人的にはそれでも物足りなさはありました。

ヨーコさん、1曲目は元祖パティ・スミスみたいな感じもあり良かったけれど、それ以降はちょっと辛かったです。ただ、エレファンツ・メモリーの演奏はジョンの時よりも合っているように感じましたし、逆にジョンの時にはもっとシンプルなバックで聴きたいと思ってしまいました。まぁ、当時はウォール・オブ・サウンドのフィル・スペクターも関わっていたので、無理な注文かもしれません。

この時はビートルズの曲も「カム・トゥゲザー」のみでしたが、もし1980年以降のカムバック後のコンサートが実現していたら、このコンサート後のヒット曲は勿論ビートルズ時代の曲などもいくつかは歌われていたのかな?と思うと、やはり残念でならないです。

 

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/devil-wears-prada2

アメリカの小説家ローレン・ワイズバーガーの同名ベストセラーを原作とする2006年の大ヒット映画「プラダを着た悪魔」の20年ぶりとなる続編。
ニューヨークの一流ファッション誌「ランウェイ」のカリスマ編集長として、ファッション業界の頂点に君臨するミランダ。かつてそのアシスタントに採用され、厳しく完璧主義な彼女のもとで奮闘する日々を過ごしたアンドレアは、現在は報道記者として活躍していた。そんなある日、ミランダとその右腕ナイジェルが危機に直面していることを知ったアンドレアは、特集エディターとして「ランウェイ」編集部に舞い戻る。さらに、アシスタント時代の同僚エミリーとも再会するが、彼女はラグジュアリーブランドの幹部として「ランウェイ」存続の鍵を握る存在となっていた。それぞれの夢と野望がぶつかり合うなか、事態は思わぬ方向へと展開していく。
キャストにはミランダ役のメリル・ストリープ、アンドレア役のアン・ハサウェイ、エミリー役のエミリー・ブラント、ナイジェル役のスタンリー・トゥッチら前作のメンバーが再結集。前作に引き続きデビッド・フランケルが監督、アライン・ブロッシュ・マッケンナが脚本を手がけた。

2026年製作/119分/G/アメリカ
原題または英題:The Devil Wears Prada 2
配給:ディズニー
劇場公開日:2026年5月1日(以上、映画ドットコムより)

 

☆20年ぶりの続編ということでさすがに驚きましたが、前回の主要人物たちが再結集し、今回もユーモアや皮肉も交えた豪華絢爛で王道のアメリカン・ムーヴィーといった感じの作品で楽しめました。20年前からの世の中のさまざまな環境や価値観の変化もストーリーに上手く盛り込んでいますし、まさかの(実際出演するのを知らなかった)レディ・ガガの登場というゴージャス感もたまりません。

ゴールデンウィークということもありシネコンはお子様だらけでしたが、この映画はさすがに大人の女性が大半で、男の私めはちょっと肩身が狭かったかな?(^^;)

 

作家スティーブン・キングが2020年に発表した短編小説「チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ」を、「ドクター・スリープ」のマイク・フラナガン監督が映画化したヒューマンミステリー。
大規模な自然災害と人災が次々と地球を襲い、世界は終わりを迎えつつあった。インターネットもSNSもつながらないなか、街頭やテレビ、ラジオに突如として、「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい39年間に、ありがとう、チャック」という謎の広告が大量に現れる。高校教師マーティーが元妻フェリシアに会うため家を飛び出すと、誰もいない街はチャックの広告で埋め尽くされていた。無事に出会えたマーティーとフェリシアが星々を眺めながら終末の到来を感じ、手を握り合っていると、場面は一転して広告の人物・チャックの視点に切り替わり、彼の人生をさかのぼる物語が美しい映像で紡がれていく。
「アベンジャーズ」シリーズのトム・ヒドルストンが主人公チャックを演じ、「それでも夜は明ける」のキウェテル・イジョフォー、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのカレン・ギラン、「ワンダー 君は太陽」のジェイコブ・トレンブレイ、「スター・ウォーズ」シリーズのマーク・ハミルが共演。「ラ・ラ・ランド」の振付師マンディ・ムーアがダンスシーンの振り付けを担当。2024年・第49回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞。

2024年製作/111分/G/アメリカ
原題または英題:The Life of Chuck
配給:ギャガ、松竹
劇場公開日:2026年5月1日(以上、映画ドットコムより)

 

☆何せいきなり地球が...いや宇宙そのものが消滅していこうとする第3幕から始まり、2幕1幕と連なっていくという構成で、それぞれにその時代のチャックは出てくるものの、何だかよくわからない部分もあったりして、不思議な魅力のある作品であり、もう一度観たくなってしまい、実際に後日また観に行ってしまいました。

個人的には第2幕のストリート・パフォーマンスのシーンでのダンス・シーンと女性ドラマーに惹かれましたし、第1幕の開かずの部屋には昔のテレビドラマ「世にも不思議な物語」を思い出さずにはいられませんでした。

最初の二つのストーリーに登場するスケートの女の子は狂言回し的役割なのかと思ってしまいましたが、最後の第1幕では出てこないし、その辺にはもやもや感も。結局チャックの人生が終わることで宇宙も終わるみたいなこと?...やっぱり2度観てもよくわかりませんでした。

ところで、第3幕最後の方で終末に向かい星が次々に消えていく場面があるけれど、地球上でそれを見ているということは、何光年も先にある星との距離を考えると、実際は何百年何千年も前にそれらの星は最後を迎えたことになる訳で、話の辻褄が合わなくなりそうです(^^;)

 

2025年4月に50年の歴史に幕を下ろした下北沢の老舗ジャズバー「LADY JANE」の閉店後、4夜連続で開催されたファイナルイベントを記録したドキュメンタリー。
1975年の創業以来、下北沢の文化を支え続けたジャズバー「LADY JANE」。黒田征太郞、坂本龍一、松田優作、沢木耕太郎、中島みゆきら多くのアーティストや文化人が訪れ、この店で出会うさまざまなジャンルの人や才能から数々の文化芸術活動が生まれた。週末ごとに開催されるライブはジャンルもキャリアもボーダレスで、駆け出しのアーティストには憧れであり、ベテランにとっては新たな出会いと創造の場であった。
2025年4月13日、同店は惜しまれながらも閉店したが、数日後の4月17日、下北沢ザ・スズナリにてファイナルイベント「LADY JANE 50周年 “破の刻” 終幕式」が開幕。劇場にはLADY JANEの店内が再現され、ステージでは森山威男と中村達也のツインドラムをはじめ、大友良英、坂田明、石橋英子、ジム・オルーク、浜田真理子、俳優の中嶋朋子、小泉今日子ら同店ゆかりのパフォーマーが集結。客席では、演劇・映画・音楽・文学など各領域のトップランナーや多くの支援者・関係者がステージを見守った。4夜にわたり行われたイベントの模様をカメラに収め、その模様をスクリーンに映し出す。

2026年製作/103分/日本
配給:洋次映画製作事務所
劇場公開日:2026年4月17日(以上、映画ドットコムより)

 

☆下北沢の茶沢通り沿いにあった「レディ・ジェーン」は私も何度かライヴを観に行ったことがありましたが、ユニークな企画が多かったです。広報にもかなり力を入れていて、都内だけでなく関東のいくつかのライヴハウスやレコード店などに毎月のスケジュールを載せたチラシが置かれていたものでした。おそらくはこの終幕式出演のミュージシャンたちもお店やマスターの所縁の方々なのでしょうし、後半はこのところ何かと話題の小泉今日子の朗読と浜田真理子の歌の組み合わせにはかなりの時間が割かれていて、会場が芝居のメッカのスズナリだったこともあり、演出もかなり凝っていましたね。

ちなみに、チケットはカードか電子マネーのみで現金購入が出来ないとのことで焦りました。スタッフのアドバイスを受けPASMOを下北沢駅でチャージして、どうにか購入。アナログオヤジには住みづらい世の中になったものです。

 

「Mr.Boo!」シリーズで日本でも人気を集めた香港の喜劇王マイケル・ホイと、香港を代表するコメディアンで「毒舌弁護人 正義への戦い」など俳優としても活躍するダヨ・ウォンが32年ぶりに共演を果たし、香港映画歴代興行収入第1位を塗り替える大ヒットを記録したヒューマンドラマ。香港の葬儀業界を舞台に、「家族」「伝統」「死生観」といった普遍的なテーマを丁寧に描き出す。
ウエディングプランナーのトウサンはコロナ禍で多額の負債を抱え、やむを得ず葬儀業者に転職するが、結婚式と葬式は大きく異なり、さまざまな困難に直面してしまう。利益を追求したいトウサンに対し、ともに葬儀を取り仕切る厳格な道士・マン師匠は伝統を重んじており、2人は絶えず衝突する。しかしマン師匠やその娘マンユッと関わるうちに、マン師匠に対するトウサンのわだかまりは少しずつ消えていく。やがてトウサンは、マン師匠が葬儀で行う道教の伝統的な儀式「破地獄」の真の意味に気づきはじめる。
葬儀業者トウサンをダヨ・ウォン、マン道士をマイケル・ホイが演じた。監督は、脚本家出身で本作が長編監督第3作となるアンセルム・チャン。2025年・第43回香港電影金像奨で主演女優賞(ミシェル・ワイ)など5部門を受賞した。第37回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門では、「ラスト・ダンス」の邦題で126分のバージョンが上映された。劇場公開は140分のディレクターズカット版。

2024年製作/140分/G/香港
原題または英題:破.地獄 The Last Dance
配給:ツイン
劇場公開日:2026年5月8日(以上、映画ドットコムより)

 

☆たまたま予告編を見て興味を持ったのと、リハビリから寄るのに近かったこと、更にその後観るつもりでいたビリー・アイリッシュの映画へのつなぎにも時間・場所とも好都合だったことから観たものでしたが、香港のこうした死者を弔う「破地獄」という儀式も全く知らなかったので、未知の文化・風習への好奇心も手伝い、予想外の面白さでした。ブライダル業界から葬儀屋へ転身した主人公の悪戦苦闘ぶりと成長、そこに暮らす人々の死生観なども絡め、確執の続いていた父と娘の意外な結末など、なかなか重厚で見応えある作品でした。

 

グラミー賞常連の世界的アーティスト、ビリー・アイリッシュが2024年から2025年にかけて行ったワールドツアー「HIT ME HARD AND SOFT : THE TOUR」を映像化したコンサートフィルム。最先端の立体撮影技術を駆使し、ライブの熱狂と臨場感を3D映像で再現した新感覚の音楽映画。
完全ソールドアウトとなったツアーのパフォーマンスを収録し、観客の歓声や音楽のうねり、ステージ上での息遣いまでも立体的に映し出すことで、まるで最前列に立っているかのような没入体験を実現。アルバム「HIT ME HARD AND SOFT」の楽曲群を中心に構成されたライブの模様とともに、舞台裏の素顔にも迫り、アーティストとしての魅力を多角的に捉えている。
監督は「アバター」シリーズなどで知られるジェームズ・キャメロンとビリー・アイリッシュ本人が共同で担当。映像技術の革新で知られるキャメロンと、現代の音楽シーンを牽引するアイリッシュのコラボレーションが実現した。

2026年製作/117分/アメリカ
原題または英題:Billie Eilish - Hit Me Hard and Soft: The Tour (Live in 3D)
配給:東和ピクチャーズ、東宝
劇場公開日:2026年5月8日(以上、映画ドットコムより)

 

☆彼女のファンという訳ではない私ですがコンサート・シーンを中心にした映像を2時間たっぷり楽しみました。彼女が子供の頃から持っていたであろう自己顕示欲の強さがサービス精神にもうまく繋がっているように感じます。それにしても3Dは初めて観ましたが、臨場感たっぷりで凄い迫力でしたね。特に客席側からの映像は自分が観客の中に居るような擬似体験でした。最後の紙吹雪もまるで自分にも降り注いでくるようでした。

3D用の眼鏡、雑誌の付録みたいな紙フレームだとばかり思っていたら、結構しっかりした作りになっているのですね。その効果は想像以上でしたが、目はかなり疲れてしまいました。

会社の若い衆に「初めて3D映画を観た」と言ったら、「今更?」とバカにされました(^^;)

 

ベストセラー作家・湊かなえの集大成と評された同名小説を、「ラーゲリより愛を込めて」「護られなかった者たちへ」の瀬々敬久監督が映画化したミステリードラマ。
複雑な家庭環境で育ちながらも、祖母の期待に応えて教師になる夢をかなえた篠宮真唯子。ある日、彼女の教え子である佐伯章子のもとに、「20年後のわたし」と名乗る人物から手紙が届く。半信半疑のまま返事を書くことで、父を亡くした悲しみや心を閉ざした母との孤独な日々に耐える章子だったが、母の恋人からの暴力や、いじめ、そして信じがたい事実が彼女を追い詰めていく。深い絶望のなか、章子は唯一の友人である亜里沙と「親を殺す」という禁断の計画を企てる。そんな章子を救おうとする真唯子は、社会の理不尽さに押しつぶされそうになりながらも手を差し伸べるが……。
複雑な過去を抱えながらも子どもたちに寄り添おうとする教師・真唯子を黒島結菜、過酷な現実のなかで懸命に生きる少女・章子を山﨑七海、章子の両親・良太と文乃を松坂桃李と北川景子、真唯子の恋人・原田勇輝を坂東龍汰、真唯子や章子の人生に大きな影響を与える樋口良太と森本真珠を細田佳央太と近藤華がそれぞれ演じた。

2026年製作/130分/PG12/日本
配給:東京テアトル
劇場公開日:2026年5月8日(以上、映画ドットコムより)

 

☆う〜ん、これはなかなか重い作品でした。主人公も彼女が見守る女の子も更にはその女の子の母親も含めてそれぞれが不幸のフルコースといった感じで、それぞれにこれでもかというくらいの試練があり、それを取り巻くまわりの登場人物たちも子供から大人までクズな人物ばかりが登場し、ちょっと観るのが辛くなりました。黒島結菜は悪評高かった朝ドラの「ちむどんどん」といい今作といい作品に恵まれていないですね(^^;)

作中にいかにもディズニーランド&ディズニーシーを思わせるドリームランドという架空の遊園地が出てきますが、私の世代でドリームランドと言えばまだ東京ディズニーランドが出来る前に大船からモノレールで行った横浜ドリームランドを思い出さずにはいられませんでした。

ここにもまた利重剛が登場。意外に好人物の役かと思いきや、やっぱり...といった感じでしたが、活躍してますねぇ。