毎日、同じような生活を繰り返すと自分を失いつつあるように思えます。しかし、「自分を愛している確信」さえあれば、好きなことを選び、何ことでも楽しいと思います。それでは「自分を愛する」ことを、みなさんはどう思っているのでしょうか。
脳内ポイズンベリー
2015年に公開された「佐藤祐市」監督、「真木よう子」主演の映画、「脳内ポイズンベリー」は「水城せとな」原作の人気少女漫画が基になっています。主人公が何らかの選択を迫られた際の心境描写を、脳内の5つの思考が、それぞれ擬人化され、その5人のキャラクターが会議という形で主人公の行動を決定します。
脳内の5人のキャラクターは「理性兼議長」、「ポジティブな思考」、「ネガティブな思考」、「瞬間的な感情」、「記憶・経験」であり、彼らの脳内会議で多数決の結果により現実の主人公を操ることになります。
彼らの会議はお互いの意見をぶつけ合い、多数決で結論を出していたのですが、何度かの心の中の葛藤を繰り返している主人公を見て、多数決をやめ、「ポジティブな思考」の意見に従うことになります。その理由は今の主人公が誰かに「自分の事が好きか?」と聞かれたら「胸を張ってYESと答えられないから」であります。
自分自身を好きになるために別れを決心した主人公は同棲していた相手に別れをいいます。
『わたし、あなたが好き』
『だけど、あなたといる自分が嫌い。だから一緒にはいられない。』
『自分を好きになりたいの。じゃないと幸せなんてなれないから。』
『だからわかれる。わかれて一人になる。』
恋をしている時に大事なのは誰を好きかではなく、誰と一緒にいる自分を好きかであるのでは。
仕事で自分を愛する
仕事でも恋と同じようなことが言えます。どんな仕事をしている時に自分が一番幸せなのかであります。その判断基準として一度考えてほしい例があります。
ある国で大臣まで務めた人が、突然政治家を辞めて作家になりました。彼が政治をやめた理由を聞いてみると、
『私は政治をやめるべきか否か、最終的に決定する前に、ポータルで画像を検索して約10年間の自分の顔をすべて見ました。 そして笑っている自分を見ても痛みや苦しみを感じました。自分の顔が好きではなかったです。』
国民から愛されているにもかかわらず、彼は54歳であっさり政治をやめてしまいました。
昨今のスマホ時代では写真を撮るのは簡単になりましたが、職場で自分を取る機会はあまりありません。周りの誰かに週1度でもいいから自分の仕事ぶりを取ってくるように頼んでみましょう。そして半年、1年後、それをまとめて見ると今の仕事に対する本当の自分が見えてきます。
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