時代の流れで仕事に対する考え方も少し変わっている気がします。以前は仕事に対しては真面目な人ほど、職場で人気を集め、能力も発揮できましたが、最近では真面目な人ほど損をしていると言われています。

 


  確かに仕事は完璧にすることがベストかもしれません。ただそれにこだわりすぎるのはむしろ危険です。マイペースでも、仕事が100点ではなくても、たまにミスをしても、まあいいやそんな風に思えるように適当に仕事をするというのも大事なことです。仕事以外でも自分のやっていることに関しては積極的に行うべきだと思いますが、それを楽しむためにはいくつかのコツが必要でしょう。そのためにも仕事は適当にするってことを覚えてみてください。

 

1.メンタル面で余裕を持つ

 

  何でも完璧にこなそうと思い、自分で自分を追い込んでしまっては仕事は楽しくない。絶対にミスをしてはいけない。そう考えながら働くのと、ミスしたら挽回すればいい。そう考えて働くのであれば、圧倒的に後者のほうが気は楽です。仕事をするに当たり、メンタル面に余裕を持って働くというのはかなり重要です。余裕を持つことができていない状態で働いていても楽しいと感じることはできないでしょう。

 

2.ワークライフバランスを保つ

 

  仕事に対して真剣になればなるほど、生活を犠牲にしてしまうようになってきます。仕事が終わらないからこっそり家に持って帰る、毎日やらなくてはいけないことが多すぎて残業が増える、結局残業だけでは終わらずに休日も会社に出勤する。こんな生活が楽しいわけありませんよね。仕事に対してもっと気楽に、適当さを持つことによって生活を犠牲にしてまで仕事をするなんてことはなくなるでしょう。

 

3.仕事の効率を考える

 

  何でもかんでも完璧にこなそうなんて思っていれば時間なんていくらあっても足りません。そして、大体はそこまで完璧にしなくても十分という仕事が多いです。仕事に適当さを持つことによって、無駄に完璧さを求めることがなくなり、仕事としては効率が良くなります。

 

 

 

 

 


4.納期、約束を守る

  

 

  勘違いしてほしくないのは、仕事に関してなんでもかんでも適当にやってもいいというわけではないということです。守るべき点は守るようにしましょう。まずは納期や人と決めた約束事。いつまでにやると人と決めたなら必ず守るようにしてください。そこを適当にしてはだめです。

 

 

5.責任を持つ、人のせいにしない

 

  仕事では誰にだってミスがありますし、思ったように上手くいかないこともあります。そうなるかもしれないと気楽に構えるのはいいでしょう。ただ、万が一そうなったとしてもそのミスに対して自分で責任を持ち、人のせいにしないということが重要です。

 

 

6.重要なところに手を抜かない

 

  どの仕事に手を抜き、どの仕事に手を抜かないかというのは十分に見極めなくてはなりません。仕事によっては、完璧さを求められる仕事もあります。そういった仕事に手を抜いてしまうと、後々大きな問題を引き起こしたり、周囲に多大な迷惑をかけることになりかねません。与えられた仕事、やるべき仕事には必ず優先順位をつけ取捨選択をしていくようにしましょう。

 

 

 

 

  適当さを持てず、常に追い込まれた状態で仕事をしていてもいつかは限界がきます。仕事は、想像以上にどうでもいいことが多いです。それに全て対応して行こうなんて思うのはやめてみましょう。本当にやるべきこと、力を入れるべきことを見抜き、気楽に働けるような状態を自分で作ることを考えてみてください。

 

参照:仕事は程よく適当でいい。完璧を求める人ほど仕事は楽しめない