「企画力」とは実現すべき物事の内容を考え,その実現に向けての計画を立てる能力です。また、「実行力」とは計画などを実行に移す力であり、実際にそのことを行える能力です。

 

 

  企業の立場から考えると企画マンは「発想の時点」から部分ではなく、全体をつかんで、全体を見据えながら考えていくことで、大きな視点で物を見る習慣を持つ必要があります。「時代全般を見る」、「業界全体を見る」、「会社を見渡してみる」など、「大きな視点」でとらえなおす必要があります。

 

 

  そういう視点から企画をすることは「情熱」の積み重ねと、「感性」の組み合わせだと思います。そのもとになるのは豊かな「人間性」と素朴な「感受性」であり、企画マンとしては、豊富な「情報源」と優れた「感性」の持ち主でならなければなりません。

 

 

  抽象的ないい方かも知れませんが、「あたたかい人間性」と「やさしさ」を持っていて、それと同時に「厳しさ」を持っていること。適当に大胆で、適当に小心で、涙もろくてロマンを失わず、いつまでたっても少年少女の部分が残っているかと思えば、意外なところで大人だったりすることが求められたりします。

 

 

  そんな個人レベルの「企画力」、「問題提起力」、「分析力」、「組み立て力」も大事ですが、チームとして、集団として、企業としての「判断力」、「理解力」、「推進力」はもっと大事です。

 

 

  企画のもとは個人レベルであり、優秀なものであっても、実施や実行の段階でパワーを無くしてしまっては話になりません。「実行力」というのはつきつめると個人レベルかも知れないですが、企業の実行力というのは100%が「集団のアクション」であり、「集団のコンセンサス」、「意識」、「パワー」というのが根本になると思います。

 

 

 

 

  一方、個人の立場から考えると企画の素材は自分の人生であり、人生の幸せや豊かさを実現するためには、まず自分はどうなりたいのかという、人生の「目的」を明確にする必要があります。

 

 

  次に、その目的を達成するためのいくつかの「目標」を段階的に設定します。そして各目標を達成するための具体的な解決方法を考えていきます。

 

 

、最後に、考えた解決方法が自分の資源、資質など自分の能力で実現できる方法かを確認して、可能であれば自分の能力に合わせて目標を達成していくスケジュールを明確にします。そしてスケジュール管理、進捗管理を通して全体の実行管理を行い、目標を達成していきます。

 

 

 

 

  企業でも個人でも企画力と実行力は、決して二律背反するものではなく、それぞれが補い合ってこそ大きなパワーになるものです。ThinkWiseプランナーはその二つを上手く結合したツールであり、マインドマップ機能で企画力を高め、プランナー機能で実行管理を行うことができます。1ヶ月無料評価版を提供していますので是非ご体験していただきますようにお願いします。