ひとりの人は誕生したときに、すでに両親との「人間関係」を持ち、さらにその後、兄弟、友人、恋人、配偶者などとの関係を通じて、様々な「人間関係」を営んでゆきます。ひとりの人の人生は、「人間関係の歴史」そのものであるかも知れません。

 

 

  人間には「共感」する能力があり、「共感」がつみかさねられてゆけばゆくほど「人間関係」は深くなってゆきます。「人間関係」は「コミュニケーション」の累積であり、互いに発している情報や言葉を交換することで成立しています。

 

 

  アメリカの心理学者「ゴードン・オールポート」氏によると健全な人間関係につながる健康なパーソナリティの規準として、

 

 (1)自己意識の拡大 

 (2)他人との暖かい人間関係の確立 

 (3)情緒的安定 

 (4)現実的知覚、技能および課題 

 (5)自己客観化、洞察とユーモア 

 (6)人生を統一する人生哲学、を挙げています。

 


  ところで「人間関係=共感者」の立場から見ると、「人脈」と「味方」に区別することができると思います。

 

 

  「人脈」は出会ったすべての縁をなるべく大事にする広い人間関係で、ビジネス的なアプローチを含めた積極的な人間関係です。

 

 

  「味方」は常に自分を支持・応援してくれる人のような自分にとって良い縁だけを探す狭い人間関係で、気に入らない縁を切る消極的な人間関係だと思います。

 

 

  但し、人間はこの両方の人間関係を築きながら生きることになり、個人の性格により異なりますが、ビジネスには人脈、個人的には味方を活用しています。

 

 

  ThinkWiseプランナーのマインドマップ機能を使って自分の人間関係図を描いてみましょう。出会ったきっかけで分類しながら図を作成し、「味方」の人に色を付けて見ましょう。自分がどんな人間関係を好むのかがはっきり見えてくると思います。

 

 

  いずれにしても自分の共感者を増やしていくのが人生ですが、気を付けてほしいのは、そうした共感者の数を増やすことだけ目を向けるのでなく、それぞれとのつながりを深め、そしてその関係を常に緊密に保つように配慮することの大切さであります。

 

 

  ThinkWiseプランナーは人の役に立つことを目的として、みなさんの「味方」になるために生まれたツールです。思考を拡張して考えること、自分の目標を設定してそれをプロジェクト化すること、スケジュールや進捗管理で目標を達成するために自己管理することなど、みなさんがなるべく効率的に自分の目標を叶えるよう役に立ちたいツールです。それに共感していただける方がいらしたら「人脈」でも「味方」でもご連絡お待ちしております。