すイエんサー
今回の「なぜネコは甘え上手か?」は
非常に見せ方が上手かったですね。
私はネコの"スリスリ"がマーキングなのを知っていましたので、
その方向で進めるかと思っていましたが、
全く違う方法でのアプローチが面白かったです。
関係ないんですが、前夜に録画してあった
TBS「飛び出せ科学くん」を先に見たんですけれど、
TBSの関連会社のイベントのために深海魚を釣っているだけで、
う~んな内容でした。
この番組毎回見てはいます。
なかなか他では見る機会のないものを
画面に登場させるんですが、
それだけなんですよね。
アインシュタインが言うところの、
「その答えを知ることよりも、そこに至る疑問のほうがはるかに重要」
という、この部分の楽しみがないんですね。
非常に薄っぺらいビデオばかりなのがなんだかなあ、
という感じです。
「すイエんサー」だと、しっかりと考える過程と時間を用意してあります。
演出時間はやや「すイエんサー」のほうが短いんですよね。
ネコの"スリスリ"がマーキングである。
それはビデオの最後に提示される答えの一つの形ですが、
この番組で見せていたのは、
なぜその仕草を「ネコが甘えている」
と私たちが解釈しているのか、でした。
人が脳内で勝手に作り出した幻想なんですね。
ネコは自らの習性に従って行動しているに過ぎないということです。
ただ、私見ですが、ネコという種は、
ある時期からほぼ「カワイイ」というだけで
生き残ってきた種です。
ヒトが「カワイイ」と感じるネコは子孫を多く残してきたでしょう。
「カワイイ」行動をとる個体ほど
子孫をよりよく残せた可能性は高いと思います。
それがヒトの勝手な解釈であれ、
その行動に対しての淘汰圧はヒトが与えたものではないでしょうか?