ビーバップ!ハイヒール 関西ガード下ランキング~レールの下のもう一つの関西~ その2
http://ameblo.jp/thinkmacgyver/entry-11284510886.html
こちらから続いておりますが、
その前に一つ思い出したことを。
今回の放送は鉄道のガード下のお話ですけれど、
高架道路の下もガード下なんですよね。
何週か前のこの番組で、
ここの成り立ちの話が紹介されていまして、
それによると、道路の下にビルがあるというのは、
とても珍しいということでした。
考えてみますと、他ではあまり見ませんよね。
この船場センタービルは、中央大通の真ん中に建っています。
中央大通にとっては中央分離帯のような位置なんですけれど、
さらに特殊なのは、上に阪神高速などを乗せている点です。
東西1kmの長いビルには、
繊維とファッション、そして飲食店が入っています。
元々は卸売りのお店が多かったんですが、
後に小売りも扱うようになる店が増えていきます。
異様に安いお店も多く、ヘンな掘り出し物も見つかります。
地下鉄でいえば、本町駅から堺筋本町駅の間全てが
船場センタービルだということになります。
なお、地上部分は道路で分断されていますが、
地下と2・3階は通路で繋がっています。
とにかく、店の数が800ととんでもなく、
どのような業種のお店がどこにあるのかについては、
船場センタービル
http://www.semba-center.com/
公式サイトから確認出来ます。
さて本題です。
3位
鶴橋はJR環状線と近鉄奈良線・大阪線、地下鉄千日前線が乗り入れています。
この街の特徴といえば、その雑多なところであり、
コリアタウンとしても全国一でもあります。
これぞ、異世界という雰囲気ですが、
韓国系の人が多いということで、
焼き肉が安くて美味しいことで知られていますが、
実は、元々鶴橋は鮮魚の街だというのです。
鶴橋鮮魚卸売市場(愛称・鶴橋人情市場)があるんです。
そして、毎朝8時55分になると、
このような列車が近鉄鶴橋駅に到着します。
行先表示板をご覧下さい。
鮮魚
となっています。
その日の朝、伊勢湾で水揚げされた魚介類が、
この列車で運ばれてきます。
そもそも、この街が魚の街になったのは、
戦後間もなくの頃から。
このあたりには奈良や伊勢方面の新鮮な食材が集まることから、
闇市が出来ました。
中でも人気だったのが鮮魚だったので、
鮮魚市場が出来ました。
そして、鶴橋駅が高架化、現在の鶴橋の姿になります。
つまり、鶴橋は鮮魚の街であり、
肉も有名な鶴橋なのでした。
2位
中津駅は地下鉄御堂筋線にもありますが、
阪急中津駅からは少し離れています。
この阪急中津駅は、梅田からすぐで、
そして、茶屋町からもわずかなんですけれど、
意外なほど、大阪人でも足を運ばないように思います。
そのガード下にあるのがこの異空間です。
この独特な雰囲気を求めて、
ドラマなどのロケもよく行われているようですね。
ここは大正15年生まれのガード下で、
関西一の歴史を持っています。
日本近代土木遺産でもあり、
細部をよく見ますと、当時のこだわりを見ることが出来ます。
そんな中津ガード下にあるのがこの
Live Space"Vi-code"です。
ガード下なら、音を気にせずによいという訳です。
しかし、中津はライブ目当ての若者だけの街ではありません。
昔ながらの居酒屋には、
毎日、朝晩と通う常連さんで賑わっていて、
ここが時代、年代をまたいで人を集めていることがわかります。
1位
モトコーが通り名といえばおかわりになるでしょうか。
元町高架下商店街。
JRと阪神元町駅から神戸駅の間にあるのがモトコーで、
その距離1.2kmは、日本一長いガード下商店街となっています。
以前、私が行った時の印象では、
明らかに元町商店街やセンター街とは違う、
アングラな雰囲気がありました。
ただ、シャッター通りとなっている部分が多かったのが残念です。
ここも元は闇市が原形だとされますが、
それ以前の戦時中、強固なガード下が防空壕のような役割を果たし、
人々の命を救いました。
そして、闇市、港湾労働者が多かったことから、
ドヤ街もここにあったとか。
その人の多さは、
アメ横に勝るとも劣らない賑わいだったそうです。
神戸の街の戦後復興を語るには、
この長大な商店街を抜きにしては語れません。
そして、阪神淡路大震災。
周辺地域の商店の多くが営業困難となりましたが、
このガード下の店は、比較的被害が少なく、
営業再開は早く、被災者のお腹を満たし、
この街の灯りが、
神戸の人の復興の希望の灯火となっていくのでした。
そんなモトコーのテーマソングです。
こちらから続いておりますが、
その前に一つ思い出したことを。
今回の放送は鉄道のガード下のお話ですけれど、
高架道路の下もガード下なんですよね。
何週か前のこの番組で、
ここの成り立ちの話が紹介されていまして、
それによると、道路の下にビルがあるというのは、
とても珍しいということでした。
考えてみますと、他ではあまり見ませんよね。
この船場センタービルは、中央大通の真ん中に建っています。
中央大通にとっては中央分離帯のような位置なんですけれど、
さらに特殊なのは、上に阪神高速などを乗せている点です。
東西1kmの長いビルには、
繊維とファッション、そして飲食店が入っています。
元々は卸売りのお店が多かったんですが、
後に小売りも扱うようになる店が増えていきます。
異様に安いお店も多く、ヘンな掘り出し物も見つかります。
地下鉄でいえば、本町駅から堺筋本町駅の間全てが
船場センタービルだということになります。
なお、地上部分は道路で分断されていますが、
地下と2・3階は通路で繋がっています。
とにかく、店の数が800ととんでもなく、
どのような業種のお店がどこにあるのかについては、
船場センタービル
http://www.semba-center.com/
公式サイトから確認出来ます。
さて本題です。
3位
鶴橋はJR環状線と近鉄奈良線・大阪線、地下鉄千日前線が乗り入れています。
この街の特徴といえば、その雑多なところであり、
コリアタウンとしても全国一でもあります。
これぞ、異世界という雰囲気ですが、
韓国系の人が多いということで、
焼き肉が安くて美味しいことで知られていますが、
実は、元々鶴橋は鮮魚の街だというのです。
鶴橋鮮魚卸売市場(愛称・鶴橋人情市場)があるんです。
そして、毎朝8時55分になると、
このような列車が近鉄鶴橋駅に到着します。
行先表示板をご覧下さい。
鮮魚
となっています。
その日の朝、伊勢湾で水揚げされた魚介類が、
この列車で運ばれてきます。
そもそも、この街が魚の街になったのは、
戦後間もなくの頃から。
このあたりには奈良や伊勢方面の新鮮な食材が集まることから、
闇市が出来ました。
中でも人気だったのが鮮魚だったので、
鮮魚市場が出来ました。
そして、鶴橋駅が高架化、現在の鶴橋の姿になります。
つまり、鶴橋は鮮魚の街であり、
肉も有名な鶴橋なのでした。
2位
中津駅は地下鉄御堂筋線にもありますが、
阪急中津駅からは少し離れています。
この阪急中津駅は、梅田からすぐで、
そして、茶屋町からもわずかなんですけれど、
意外なほど、大阪人でも足を運ばないように思います。
そのガード下にあるのがこの異空間です。
この独特な雰囲気を求めて、
ドラマなどのロケもよく行われているようですね。
ここは大正15年生まれのガード下で、
関西一の歴史を持っています。
日本近代土木遺産でもあり、
細部をよく見ますと、当時のこだわりを見ることが出来ます。
そんな中津ガード下にあるのがこの
Live Space"Vi-code"です。
ガード下なら、音を気にせずによいという訳です。
しかし、中津はライブ目当ての若者だけの街ではありません。
昔ながらの居酒屋には、
毎日、朝晩と通う常連さんで賑わっていて、
ここが時代、年代をまたいで人を集めていることがわかります。
1位
モトコーが通り名といえばおかわりになるでしょうか。
元町高架下商店街。
JRと阪神元町駅から神戸駅の間にあるのがモトコーで、
その距離1.2kmは、日本一長いガード下商店街となっています。
以前、私が行った時の印象では、
明らかに元町商店街やセンター街とは違う、
アングラな雰囲気がありました。
ただ、シャッター通りとなっている部分が多かったのが残念です。
ここも元は闇市が原形だとされますが、
それ以前の戦時中、強固なガード下が防空壕のような役割を果たし、
人々の命を救いました。
そして、闇市、港湾労働者が多かったことから、
ドヤ街もここにあったとか。
その人の多さは、
アメ横に勝るとも劣らない賑わいだったそうです。
神戸の街の戦後復興を語るには、
この長大な商店街を抜きにしては語れません。
そして、阪神淡路大震災。
周辺地域の商店の多くが営業困難となりましたが、
このガード下の店は、比較的被害が少なく、
営業再開は早く、被災者のお腹を満たし、
この街の灯りが、
神戸の人の復興の希望の灯火となっていくのでした。
そんなモトコーのテーマソングです。