牛生レバー、7月から提供禁止に。レバ刺しは終了… | テレビ番組 時事ネタなど書いていきます。はい。

牛生レバー、7月から提供禁止に。レバ刺しは終了…

ここまで議論されていた牛の生レバー、
いわゆるレバ刺しは提供禁止と決定しました。
違反した場合には、2年以下の懲役または200万円以下の罰金と、
罰則付きですので、今月末が日本国内のレバ刺し、
有効な殺菌方法が確立されない限り、
今生のお別れとなる可能性もあります。

私は生肉は食べないんですけれど、
こういう規制はどうなんでしょうねえ?
日曜日の「そこまで言って委員会」でも議題になっていましたが、
子供が食べることは禁止にして、
あとは自己責任でもいいのかな、
なんて思ったりもします。

一方で、牛肝臓の内部から腸管出血性大腸菌O157が検出されたとあっては、
それを無害化する今のところ方法はないわけで、
おそらく、O157がいる確率は微小なのでしょうけれど、
当たれば、命の危険もある訳で、
あながち、厚生労働省の規制も余計なお世話ともいえません。
その論では、現在は自粛要請という状態で、
各店が提供していても、罰則はないということなので、
独自の衛生管理下でお客に提供しているお店もあるんですが、
これも肝臓の内部までは、
お店の努力ではどうしようもありませんので、
確実ではないことになります。
調べてみますと、O157の毒素は
溶血性尿毒症症候群を引き起こすことがあり、
腎臓に重い後遺症を残すことがあることがわかりました。
果たして…

どの程度の確率で、牛肝臓の内部にO157がいるんでしょうねえ?
私はここで「微小」と勝手にお書きしていますけれど、
調べてみても、実際のデータがわからないんですよね。
公表されていないのか、
そもそも、そのデータが存在していないのか?
ここは明らかにしておくべきですね。

※ 追記
生食用牛レバーによる
食中毒発生件数のデータが見つかりました。
1998~2010年の厚労省食中毒統計からのもので、
食中毒全116件中、

サルモネラ 8件
カンピロバクター 87件
腸管出血性大腸菌 20件
病原性大腸菌 1件


となっていました。
昨年末の朝日新聞の記事

http://www.asahi.com/national/update/1214/TKY201112140792.html

なんですけれど…?


低確率でも死亡する確率がゼロではない以上、
規制しなくてはならないというのであれば、
年間、ご飯や餅を喉に詰まらせて亡くなる人もいる訳で、
じゃあ、それも規制しなければならないのではとも言えそうです。


いずれにしても、7月からは販売禁止になる牛の生レバー。
ニュースなどでは代替食品が紹介されていました。
こんにゃくでレバーを再現したもののようで、
楽天内のお店でのレビューは5点満点で
4~5点が多いようです。





※ 追記
こんな記事もありました。

【実食レビュー】生レバーそっくりの『マンナンレバー』食べたよ!さてそのお味は? - ガジェット通信
http://getnews.jp/archives/149033



ねてしてタペ