Girls' Factoryに行ってきました。
ツアーとかとまた違う、素晴らしい4時間を味わうことができました。
もろもろ記憶が上書きされる前に、感想を乱雑にメモとして残しておきます。
主にコラボについてです。
美怜さん
大森靖子さんとのコラボ。
遠慮なしの表現をすると、大森さんは時々エビ中向きではないエキセントリックさを出してくるシンガーですが、コラボしたのは明るくポップなベクトルの「ミッドナイト清純異性交遊」という曲でした。大森さんのポップな一面と美怜さんのキラキラ感がうまく溶け合っていました。
彩花さん
たむらぱんさんとのコラボ。
もうエビ中さんがずっとお世話になりっぱなしのたむらぱんさん。今日もすべてのたむらぱん楽曲が披露されましたが、エビ中との共演はほぼ初めてなのだそう。
コラボ楽曲はジェットコースター。曲名と裏腹にミドルテンポの曲でした。彩花さんの安定した歌声は、たむらぱん世界にもしっかりと爽やかな風を吹き込んでいました。
このコラボで一番よかったのは、彩ちゃんが凄く楽しそうにしていたところ。たむらぱんさんとアイコンタクトやらボディタッチやらしながら(だったかな?)パフォーマンスができていました。たむらぱんさんだから安心してそれができたということもあると思いますが、ちょっと前まではこういった心の許し方すら知りませんでしたからね。成長をかなり感じさせられました。
DearDearDearについて
たむらぱんコラボにてこの曲もやりました。
正直なところ、僕はこの曲は武道館のあの瞬間から掘り起こす作業に反対でした。やってほしくなかったんです。iPhoneにも入れてありますが、聴いたことは一回もありません。きょうのアリーナの皆さんも、サイリウムを振る手が止まっていたように思います。
でも2年と3か月と16日の時を経て、きょうこの曲にふたたび息が吹き込まれたことを実感しました。あの時は涙にまみれた歌声で大部分が隠されてしまっていたのですが、改めて、この曲が良い曲だったことに気づかされました。真山をはじめ、メンバーも全員が幸せそうに歌っていました。涙が排除されたことで、曲自体の魅力をしっかり受け取ることがました。
色々な方にとって色々な感想があると思いますが、僕はしっかりした歌声に固められたこの曲を聴くことができて、本当に良かったと思いました。
ぽーさん
コアラモードさんとコラボ。
ぽーさんはやっさんに「うちの黄色はヤバイですよ」と前フリされての登場。ヤバイの色々な意味合いはおいときましょう。そりゃあ前日の黄色のあの人にはいくら泣いたってかないませんて。
で、コラボはかわいい感じの「さくらぼっち」という曲。ぽーさんの優しげな声に、所々いたずらっぽい歌い方が活きて、良い感じに聞かせる曲になっていたように思います。
関係ないけどコアラさんも大森さんも歌詞の中に既読って言葉が出てくるのね。LINEやってない僕からすると少しふしぎな気持ち。
リコ中山
井上苑子さんとコラボ。
ナツコイなんていうちょっと気になるタイトルの曲を提げて登場した苑子さん。美怜さんと同い年なんだそう。リコ中山とは若者向けの気持ち良いポップスでコラボとなりました。
リコ中山といえば歌が歌えないという理由で理事長の前から逃げ出したという逸話を持つくらいの逸材でしたが、最近は歌唱力がメキメキ上がっています。
今日のコラボも所々で少し辛そうな表情を出しつつも、大きく音を外すことなく歌い切りました。いや、音程の取り方は会場で聴く分には全然問題なかった。あとは滑舌、その次に表現力。バタフライツアーの頃はそんな課題すら見えないくらいのものだったけど、確実に数歩進んでいます。このコは少したてばもう1~2レベルくらい上達しているかもしれない。そんな空気が感じられました。
エビ中アンプラグド
演奏はピアノとストリングスのみ、メンバーも椅子に座って歌唱のみで数曲に挑みました。これは素晴らしい挑戦になりましたね。こういう日だからこそメンバもファミリーも歌としっかり向かい合うべきで。メンバーも企画に負けずしっかりと練習したようで、どこのコーラスグループかと見紛う出来。少し誉めすぎかもしれませんが。
難があったとすれば、ここで歌ったために「ああ、きょうは頑張ってる途中のバンドverはやってくれないのかー」などと思っちゃったといういちゃもんレベルのものくらい。CD可望む!
ひなたさん
アンダーラストさんとコラボ。
ブリリアントグリーンのカバーThere will be love thereを披露。今日もひなたさんは上手かった。素晴らしかった。けれどアンダーラストのボーカルさんとの声質がよく似ていたためか、上手かったという感想以上のものがあまり出てこない。このままだと単なる歌の上手い子で終わってしまう。ひなたとして、ひなたにしか歌えない、ひなただから歌える、そんな曲と個性が必要なのかもしれない。そう思わされちゃった理由が次に。
(コラボ以外の歌は良かった。ライブ全体を通してのパフォーマンスは素晴らしかった。耳の心配を忘れてしまうほどに。マイクが壊れた美怜ちゃんにスッと自分のを渡すところなど、舞台の全体像が立体的に見られているのだと思う。)
ぁぃぁぃ
桐島ノドカさんと英語曲をコラボ。
最も見所があったコラボはココ。このコラボのみ、ゲストとホストとのピリピリとした空気が発生していたように思う。これはケンカとかそういう類ではなく、同じ曲を歌うディーバ同志が、真剣に二人で曲と対峙したため。
双方の1フレーズ目。どちらの声も素晴らしかった。ワントゥスリーの歌詞と共にシャンデリアのある風景とドラマが二人のぶつかり合うような鋭い声で描かれていった。そして2フレーズ目。ノドカさんはぁぃぁぃのサブ側に回ったように思う。彼女に声をぶつけるのではなく、少し柔らかに受けることで、彼女の声を生かししっかりコラボを完成させた。
凄い物を見せてもらった。
惜しむらくは、二人並んだときの絵面。ノドカさんのスタイルがまぁ良すぎること良すぎること。ぁぃぁぃにはぁぃぁぃでいてほしいんだけれど、彼女はこれからどんな大人の女性になってゆくべきなのか。僕なぞか考えてどうなるという話で、下衆ではありますがそんなことを考えてしまいました。
松野さん
魔法少女になり隊とコラボ。
今井美樹さんのカバー。いや、曲アレンジに魔ショ隊色出過ぎ~。このコラボのみ、ノリで歌いきるような形になっちゃいました。別に悪いこっちゃありませんけどね。でも松野さんも原曲には見られない転調をうまく歌いこなしていました。…転調あったように思うのだけど実際もうよく覚えてないや…。松野さんも松野さんなりに確実に上手くなっています。初見の方の感想はどうであれ、少々の期間を見守っているファミリー皆にとっては統一見解ですよね。
魔ショ隊にはリビテトやってほしかったなあ。
吉澤嘉代子さんのねぇ中学生
吉澤さんはたまたまこの曲を作ったのでしょうか。それともコラボの話が先にあってこの曲を作られたのでしょうか。先ほどアンプラグドコーナーでコーラスグループっぷりを発揮したエビ中の皆さんが、ここでもしっかりしたコーラスを聴かせてくれました。
エビ中運営もファミリーも安心して聴ける長閑でどこか懐かしいエビ中さんにピッタリの楽曲。またどこかで演ってほしい。たまごかけごはんのような、派手さに頼らない相性ピッタリ加減が気持ち良い良曲でした。
真山さん
そんな吉澤さんとのコラボは我らが真山さん。
曲はゆりかご。吉澤さんのアルバムでは岡崎体育さんが参加している奴ですね。岡崎体育はこんな曲も作れるのかー!と少しびっくりしたんですが、作曲は吉澤さんだったのですね。騙されるところだった。
真山のコラボ、どこかふわふわした感覚の曲を心地よく歌い上げていて歌としては問題なかったと思いますが、途中ちょっとマイクかPAの様子がおかしかったような気がします。真山は上手かったですよ。
それにしても弓木英梨乃さんのギターが凄すぎ。そっちばっか見ちゃった真山ごめん。でもコラボとして弓木さんをもっとフィーチャーしてあげてもよかったのに。
てなわけで急ぎでただつらつらと書きなぐってみました。
良いライブでした。本当に。色々な人と一緒にできることがいかに幸せか。今までどれだけの方に素晴らしい楽曲を作ってもらえていたのか。それらの再確認ができました。そして今日みたいな挑戦が血となり骨となって、実力に結びついてゆくものだと思います。
のちのち画像とか参考Youtube資料とか付け足すかもしれません。
それでは寝ますグー。次はファミえんだ。