学力の創造と向上 高校・大学受験は通過点 -43ページ目

学力の創造と向上 高校・大学受験は通過点

学力の創造と向上において
何が必要か・何が障害になるのか
などについて考えます
  さらに、必要なものをいろいろ提供してゆきます 

        ⑱ 記号 f (x) エフエックス

  ○ 次の [    ] に、適切な語句や式などを入れてください。

   y =-2 x² + 8 x - 6 の定義域が 0 ≦ x ≦ 3 のとき、
     f (x) =
[
-2 x² + 8 x - 6 ] とおくと
     (閉) 区間 0
 ≦ x ≦ 3 の
      端点 0 の 端点値 は
[ 
f (0) ]
      端点 3 の 端点値 は[ f (3) ] と書ける。
     つまり、y = 
f (x) のグラフ上の点 ( 0 , [ f (0) ] ) , ( 3 , [ f (3) ] ) と書ける。
    いちいち
     計算して
     点 ( 0 , 
[-6 ]
 ) , ( 3 , [ 0 ] ) と書かなくてもよい。

    しかし、必要に応じて 計算すること。

    f (x) =
[
-2 x² + 8 x - 6 ] を完全平方式を使って変形すると
    f (x) =[-2 ( x - 2 ) ² + 2 ]
      向き [上に] 凸
      軸   
[ x = 2 ]
      頂点 ( [ 2 , 2 ] )

     区間 0
 ≦ x ≦ 3 より、
     端点および 端点値 ( 0 ,  f (0)  ) , ( 3 ,  f (3)  )
    また
     軸 (頂点)は、区間内にあり、
区間中点より[] 側にある。


    よって、グラフの向き と 
対称性を考えると 値域は [ 
f (0) ] ≦ y ≦ [ 2 ] である。

    ゆえに
    最大値は、2  ( x =
[ 2 ] のとき ) であり、
    最小値は、
f (0) すなわち [-6 ]  ( x =[ 0 ] のとき ) である。


 数Ⅱの「微分法」で習う
 y = f (x) 上の点 ( α , f (α) ) における接線の方程式は、
 f (x) を x で1回微分した1次導関数 f ’(x) に x =α を代入した f ’(α) を傾きとして、
 1点傾きの公式より、 y = 
f ’(α) ( x-α) + f (α) である。

  3次関数 y =  a x³ + b x² + c x + d 上の x 座標がαである点における接線の方程式は、
  y を x で1回微分した1次導関数 y ’= 3 a x² + 2 b x + c 
  x =α を代入した 
a α² + 2 b α + c を傾きとして、
  1点と傾きの公式より、
  y = 
a α² + 2 b α + c ) ( x-α) + a α³ + b α² + c α + d である。
   これは、とても煩雑に見える。

    f (x) =  a x³ + b x² + c x + d とおくと、
    接線の方程式は
    1点 ( α , 
f (α) ) を通り、傾きが f ’(α) の直線だから、
    1点と傾きの公式より、 y = f ’(α) ( x-α) + f (α) と書ける。

   記号 
f (x) を使うと、見た目スッキリで表すことができる。
                ( 接線の方程式を
一般化公式化できる )


  しかし、
   具体的に計算して求めなければならないときは、
   煩雑に負けず 計算ミスをせず、
   y = a α² + 2 b α + c ) ( x-α) + a α³ + b α² + c α + d
     = a α² + 2 b α + c ) x -a α³ - 2 b α² - c α + a α³ + b α² + c α + d
     =
 a α² + 2 b α + c ) x -2 a α³ - b α² + d
            
傾き              y 切片
   と計算すること。


x の関数 : function x (ファンクションエックス)
x の関数を 記号 f (x) を使って表記する利点

 
1つ  関数の式を とりあえず y = f (x) とスッキリ示す

 1つ  
区間の端点値を とりあえず スッキリ示す

 1つ  点の y 座標を とりあえず スッキリ示す

 1つ  y = 
 f (x) の接線の方程式を とりあえず スッキリ示す
                                            など

【 記号 f (x) を使って、端点値を 】

 次の [    ] に、適切な語句や式などを入れてください

 y = a x² + b x + c ( a
0 )  ( 1 ≦ x ≦ 3 ) のとき、
 この最大値・最小値を求める。

  
f (x) = [          ] とおく。

   グラフの向きは、 
a > 0  より  [   ]
   軸は、   x = [   ]
   頂点は、 ( [   
] , [   ] )

 軸 (頂点) を区間の左側から少しずつ移動させながら、考える。

 ⅰ) 軸 (頂点) が 区間
 1 ≦ x ≦ 3 の外で、左側にある、すなわち
    [   ] < 1 のとき、
     向きが
[   ]だから、区間内でのグラフは常に[   ]する。
     よって、値域は、
[   
] ≦ y ≦ [   ]

 ⅱ) 
[   
] = 1 のとき、
     区間内でのグラフは常に[   ]する。
     よって、値域は、[   ] ≦ y ≦ [   ]

 ⅲ) 
軸 (頂点) が 区間 1 ≦ x ≦ 3 の内で、中点 x = 2 の左側にある、すなわち
    1 < [   ] < 2 のとき、
     グラフの対称性を考えて、
     値域は、[   ] ≦ y ≦ [   ]

 ⅳ) 
[   
] = 2 のとき、
     グラフの対称性を考えて、
     値域は、[   ] ≦ y ≦ [   ][   ]

 ⅴ) 
軸 (頂点) が 区間 1 ≦ x ≦ 3 の内で、中点 x = 2 の右側にある、すなわち
    2 < [   ] < 3 のとき、
     グラフの対称性を考えて、
     値域は、[   ] ≦ y ≦ [   ]

 ⅵ) 
[   
] = 3 のとき、
     区間内でのグラフは常に[   ]する。
     よって、値域は、[   ] ≦ y ≦ [   ]

 ⅶ) 
軸 (頂点) が 区間 1 ≦ x ≦ 3 の外で、右側にある、すなわち
    3 < [   ] のとき、
     区間内でのグラフは常に[   ]する。
     よって、値域は、[   ] ≦ y ≦ [   ]

  ⅰ) から ⅶ) より、

      -b/2a ≦ 1 のとき、
 値域は、f (1) ≦ y ≦ f (3)
   1 ≦-b/2a ≦ 2 のとき、 値域は、-(b²-4ac)/4a ≦ y ≦ f (3)
   2 ≦-b/2a ≦ 3 のとき、 値域は、-(b²-4ac)/4a ≦ y ≦ f (1)
   3 ≦-b/2a のとき、     値域は、f (3) ≦ y ≦ f (1)

 f (1) =
[        ]
 f (3) = [        ]  だから、

 答えは、

      -b/2a ≦ 1 のとき、
 最大値 9a + 3b + c
                     最小値 
a + b + c

   1 ≦-b/2a ≦ 2 のとき、 最大値 
9a + 3b + c
                     最小値 -(b²-4ac)/4a

   2 ≦-b/2a ≦ 3 のとき、 最大値 
a + b + c
                     最小値 
-(b²-4ac)/4a

   3 ≦
-b/2a のとき、     最大値 a + b + c
                     最小値 
9a + 3b + c
                                       である。


次回  ⑲ 区間と軸 につづきます。