学力の創造と向上 高校・大学受験は通過点 -146ページ目

学力の創造と向上 高校・大学受験は通過点

学力の創造と向上において
何が必要か・何が障害になるのか
などについて考えます
  さらに、必要なものをいろいろ提供してゆきます 

     『 1次関数 ㉜ 』 底辺×高さ×1/2 と 線分比
 
  ○ AB = 10 cm, BC = 8 cm, CA = 6 cm の 直角三角形A B C がある。
    動点P は一定の速さ 毎秒 2 cm で点A から 辺A
B と 辺BC を通って 点C まで 移動する。 
    x 秒後の△P C A の面積を y cm² とするとき、y を x で表せ。

    一定の速さ 毎秒 2 cm で x 秒 移動すると 移動距離は 2 × x より 2 x cm である

  辺AB上に
動点P があるとき、 AP = 2 x cm  になる

     △CAP と △CAB は 底辺AP と 底辺AB が 同一直線上 にあり、高さ が同じだから
     その面積比 は 底辺の長さの比 に等しい

      △CAP : △CAB = AP : AB = 2 
x : 10

      △CAPの面積 の △CABの面積に対する割合は 
x / 10 = 1/5 x である

      △CABの面積は 6 × 8 × 1/2 より 24 cm² だから 


     △CAPの面積は 24 × 1/5 
x より 24/5 x

       また動点P は 一定の速さ 毎秒 2 cm で点A から 点B まで 移動するので
        10 / 2  より 5 秒
       よって
        0 ≦ x ≦ 5 である   ( x の範囲を求めた )

     y = 24/5 x  ( 0 ≦ x ≦ 5 )

  辺BC上に動点P があるとき、 ABP = 2 x cm より
     CP = ( 18-2 x ) cm になる


     CA ⊥ CP なので
     △P C A の面積 は  6 × 18-2 x ) × 1/2  より ( 54-6 x ) cm² である

       また動点P は 一定の速さ 毎秒 2 cm で点B から 点C まで 移動するので
        
8 / 2 より 4 秒
       点B まで 移動するのに既に 5 秒かかっているので
        5 ≦ x ≦ 9 である   ( x の範囲を求めた )

     y =-6 x + 54  ( 5 ≦ x ≦ 9 )

  よって (答え)   y = 24/5 x ( 0 ≦ x ≦ 5 )
              
y =-6 x + 54     ( 5 ≦ x ≦ 9 )


  ○ AD // BC で
    AB = 15 cm, BC = 24 cm, CD = 9 cm, DA = 12 cm の 台形A B C D がある。
    動点P は一定の速さ 3 cm/秒 
    点D から 辺DC と 辺CB そして 辺BA を通って 点A まで 移動する。

    x 秒後の△P D A の面積を y cm² とするとき、y を x で表せ。

    一定の速さ 3 cm/秒 で x 秒 移動すると 移動距離は 3 × x より 3 x cm である

  辺DC上に動点P があるとき、 DP = 3 x cm  になる
     DA ⊥ DP なので
     △P D A の面積は 12 × 3 x × 1/2 より 18 x cm²

       また
一定の速さ 3 cm/秒 で点D から 点C まで 移動するので
        
9 / 3 より 3 秒

       よって
        0 ≦ x ≦ 3 である   ( x の範囲を求めた )

     y = 18 x  ( 0 ≦ x ≦ 3 )

  辺CB上に動点P があるとき、 DCP = 3 x cm  になり PB =( 33-3 x ) cm
     動点P から 直線DA に 垂線をひきその足をH とすると PH = CD = 9 cm

     DA ⊥ PH なので
     △P D A の面積は 12 × 9 × 1/2 より 54 cm²

       また
一定の速さ 3 cm/秒 で点C から 点B まで 移動するので
        
24 / 3 より 8 秒

       点C まで 移動するのに既に 3 秒かかっているので
        3 ≦ x ≦ 11 である   ( x の範囲を求めた )

     y = 54  ( 3 ≦ x ≦ 11 )

  辺BA上に動点P があるとき、 DCBP = 3 x cm  になり PA =( 48-3 x ) cm

     △DAP と △DAB は 底辺AP と 底辺AB が 同一直線上 にあり、高さ が同じだから
     その面積比 は 底辺の長さの比 に等しい

      △DAP : △DAB = AP : AB =( 48-3 
x ) : 15

      △DAPの面積 の △DABの面積に対する割合は 
(48-3 x) / 15 = (16-x) / 5 である

      △DABの面積は 12 × 9 × 1/2 より 54 cm² だから 


     △DAPの面積は 54 × 
(16-x) / 5 より 864/5-54/5 x

       また動点P は 一定の速さ 3 cm/秒 で点B から 点A まで 移動するので
        15 / 3  より 5 秒
       点B まで 移動するのに既に 11 秒かかっているので
        11 ≦ x ≦ 16 である   ( x の範囲を求めた )

     y =-54/5 x + 864/5  ( 11 ≦ x ≦ 16 )

  よって (答え)   y = 18 x ( 0 ≦ x ≦ 3 )
              
y = 54         ( 3 ≦ x ≦ 11 )
              
y =-54/5 x + 864/5     ( 11 ≦ x ≦ 16 )


 ◎ AB = 15 cm, BC = 14 cm, CA = 13 cm の 三角形A B C がある。
   点A から 辺BC に垂線をひきその足をH とすると、AH = 12 cm である。
   動点P は、点C から 辺CA
 を 一定の速さ 毎秒 1 cm で 点A まで、
   点A から 辺AB を 一定の速さ 毎秒 5 cm で 点B まで 移動する。 
   x 秒後の△P B C の面積を y cm² とするとき、y を x で表せ。

 辺CA上に動点P があるとき、1 × x より CP =  x cm   
    △BCP と △BCA は 底辺CP と 底辺CA が 同一直線上 にあり、高さ が同じだから
    その面積比 は 底辺の長さの比 に等しい

      △BCP : △BCA = CP : CA = x 
 : 13

      △BCPの面積 の △BCAの面積に対する割合は 
x / 13 である

      △BCAの面積は 14 × 12 × 1/2 より 84 cm² だから 


     △BCPの面積は 84 ×  
x / 13 より 84/13  x

       また動点P は 一定の速さ 毎秒 1 cm で点C から 点A まで 移動するので
        13 / 1  より 13 秒
       よって
        0 ≦ x ≦ 13 である   ( x の範囲を求めた )

     y = 84/13  x  ( 0 ≦ x ≦ 13 )

 辺AB上に動点P があるとき、
    C から A を経て 現地点(P) まで移動するのにかかった時間は x 秒
    C から A まで移動するのにかかった時間は 13 秒
    よって、A から 現地点(P) まで移動するのにかかった時間は (x-13) 秒

    すると A
P = 5 (x-13)  cm より PB = 15-(x-13) = (80-5 x)  cm 
    △CPB と △CAB は 底辺PB と 底辺AB が 同一直線上 にあり、高さ が同じだから
    その面積比 は 底辺の長さの比 に等しい

      △CPB : △CAB = PB : AB = (80-5 x) 
: 15 = (16-x) : 3

      △CPBの面積 の △CABの面積に対する割合は 
(16-x) / 3 である

      △CABの面積は 84 cm² だから 


     △CPBの面積は 84 ×  
(16-x) / 3 = 448-28 x

       また動点P は 一定の速さ 毎秒 5 cm で点A から 点B まで 移動するので
        15 / 5  より 3 秒
       点A まで 移動するのに既に 13 秒かかっているので
        13 ≦ x ≦ 16 である   ( x の範囲を求めた )

     y =-28 x + 448  ( 13 ≦ x ≦ 16 )

  よって (答え)   y = 84/13  x ( 0 ≦ x ≦ 13 )
              
y =-28 x + 448     ( 13 ≦ x ≦ 16 )

線分比 から 面積比 そして 面積の割合 』 という流れは、
中3数学の「 平行線と比 」でも役に立ちます。


今回で 『 1次関数 』
 は終了です。
この全32 回 の
『 1次関数 』が定期テスト、高校入試 そして 高校数学 に役立ちますように。