⑨ x 軸との交わり方
○ 問い Ⅰ を解くための 問い (ⅰ)
次の [ ] に適切な語句や式などを入れてください。
( ただし、移動の後の2次関数の式も、常に y = a x ² + b x + c であるとする。)
先ず、
下に凸 (谷型)で x 軸の負の領域と2点で交わる
2次関数 y = a x ² + b x + c について考えると、
a [>] 0 と b² - 4ac [>] 0 そして -b/2a [<] 0 と c [>] 0 である。 これを 状況① とする。
状況① から 放物線を x 軸正の方向にずらしてゆくと、
やがて x 軸との2交点の[右]側の点 と y 軸との交点が一致する。 これを 状況② とする。
このとき、
a > 0 と b² - 4ac > 0 そして [ -b/2a < 0 ] と [ c = 0 ] である。
状況② から 放物線を x 軸正の方向に少しずらすと、
x 軸との2交点の x 座標は正と負になる。 これを 状況③ とする。
このとき、
a > 0 と b² - 4ac > 0 そして [ -b/2a < 0 ] と [ c < 0 ] である。
状況③ から 放物線を x 軸正の方向にずらしてゆくと、
放物線の軸 と y 軸とが一致する。 これを 状況④ とする。
このとき、
a > 0 と b² - 4ac > 0 そして [ -b/2a = 0 ] と [ c < 0 ] である。
状況④ から 放物線を x 軸正の方向にずらしてゆくと、
x 軸との2交点の[左]側の点 と y 軸との交点が一致する。 これを 状況⑤ とする。
このとき、
a > 0 と b² - 4ac > 0 そして [ -b/2a > 0 ] と [ c = 0 ] である。
状況⑤ から 放物線を x 軸正の方向に少しずらすと、
x 軸との2交点は、x 軸正の領域にある。 これを 状況⑥ とする。
このとき、
a > 0 と b² - 4ac > 0 そして [ -b/2a > 0 ] と [ c > 0 ] である。
( 必ず x 軸 と y 軸をひき、原点をとり、グラフを描いて確認を )
○ 問い Ⅰ を解くための 問い (ⅱ)
次の [ ] に適切な語句や式などを入れてください。
( ただし、移動の後の2次関数の式も、常に y = a x ² + b x + c であるとする。)
先ず、
下に凸 (谷型)で x 軸の負の領域と2点で交わる
2次関数 y = a x ² + b x + c について考えると、
a > 0 と b² - 4ac > 0 と -b/2a < 0 と c > 0 である。 これを 状況① とする。
状況① から 放物線を y 軸正の方向にずらしてゆくと、
x 軸との2交点は一致し、放物線は x 軸と [ ] 。 これを 状況②’ とする。
このとき、
a > 0 と [ ] と -b/2a < 0 と c > 0 である。
状況②’ から 放物線を y 軸正の方向に少しずらすと、
x 軸との共有点は、なくなる。 これを 状況③’ とする。
このとき、
a > 0 と [ ] と -b/2a < 0 と c > 0 である。
また
状況① から 放物線を y 軸負の方向にずらしてゆくと、
x 軸との2交点の右側の点 と y 軸との交点が原点( 0 , 0 ) で一致する。
これを 状況④’ とする。
このとき、
a > 0 と [ ] と -b/2a < 0 と [ ] である。
状況④’ から 放物線を y 軸負の方向に少しずらすと、
x 軸との2交点は、負の領域と正の領域にある。 これを 状況⑤’ とする。
このとき、
a > 0 と [ ] と -b/2a < 0 と [ ] である。
次回 ⑩ x 軸のどの部分と につづきます。