表面がデコボコであるということは、それだけで驚くべき効果があるんです。



たとえば、ゴルフボールの表面のデコボコ。

このデコボコをディンプルというらしいです。

ディンプルはボールの飛距離を伸ばす働きがあります。



ゴルフボールが飛ぶとき、空気による圧力が支配的となります。

表面がなめらかだと、空気の中を突っ切って飛ぶとき、

ゴルフボールの表面から空気の流れが剥離する現象が起きます。

これにより、ボールの後方では空気が流れ込まないため低気圧の状態となります。

低気圧であるということは、その分後ろに引っ張られ飛距離が落ちるわけです。

ディンプルがあると、空気の流れの剥離が後方へ移動するため、

低気圧の部分が小さくなり、飛距離がでるようになるわけです。



では、なんでデコボコがあると飛距離がでるってわかったのか。

昔のゴルフボールは羽を皮で包んだだけのシンプルな構造だったそうです。

皮で包んでるので表面は滑らかです。

そのボールを使用していくうちに、だんだんと傷がついてきます。

すると不思議と飛距離が伸びてくる。

昔の人はこう思ったんでしょうね。。。

「新しいボールは飛ばないけど、使っていくうちになんか飛距離が伸びるわ~」

でも、傷が原因だったとはなかなか気づけないでしょう。

傷が増え汚くなると飛ばなくなるイメージがありますし。

それを最初に気づいた人はかなり感がいい。

で、それを最初に商品にしてしまった業者(A.G. Spalding & Bros.)はかなりセンスがいい。

ディンプルつきゴルフボールの最初はイボイボだったそうです。



こういう感、センスっていろいろ考える習慣を身につけたら磨かれるものかな。



参考文献
ディンプルの効用
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu/golf_ball/page127.htm

昔のゴルフボールは「イボイボ」だった
http://www.otona-magic.net/sports/300017.html