Day30 : 身体の声を聴いて過ごす日
何にもしないを自分に許してから、丸一日が経った。今朝は9時まで布団から出なかった。いつもなら、瞑想もストレッチも終えて、朝ごはんの用意をしている時間だ。これほど長く横になっていたのは久しぶり。起き上がると身体のあちこちが痛い。早朝のどんよりとした曇り空がウソみたいに晴れて、雲ひとつない青空になった。布団を干して、窓を開ける。爽やかな風が吹き抜ける。瞑想はやめにして、ストレッチを始める。ストレッチは、毎日同じメニューを1時間ほどやっている。でも今日は、やりたくないと感じるメニューは全部飛ばす。身体と相談しながら、ゆっくりと。お腹が空いたと感じるまで待ってから、朝ごはんにする。もうほとんどお昼ごはんの時間だ。昨日のうちに予定をキャンセルして、今日は気が向いたことだけをやると決めていた。自転車で出かけよう。溜まっていた資源ゴミを出して借りていた本を図書館の返却ポストに入れてスーパーで野菜を買って真っ青な大空を、風に乗って楽しげに旋回しているトンビのペアを眺めて坂の途中のベンチに座ってチョコレートをつまんで風が冷たくなって汗で濡れた服が冷えてきた頃、家に戻ってきた。ちょうど雨が降り始めた。買ってきた野菜でサラダを作って食べた。最近すっかり寒くなって、生野菜を食べる気にならなかった。身体を動かした後は、なぜかサラダが食べたくなる。運動で火照った身体の熱を冷ますためなのかもしれない。身体の声をよく聴くこと。それに合わせた生活リズムで過ごすこと。コレが出来れば、不調は不調じゃなくなる。それは身体が、何か変化が起きていることを教えてくれているサインなんだ。気分が落ち込むのは、ホルモンバランスが変わったせいかもしれない。イライラは、身体のどこかが緊張しているせいかも。足りない栄養があるのかも。自分の心のせいだと思うと、もっと自分を追い込んでしまうから。前向きにならなくちゃ、感謝しなくちゃ、と無理に自分の周波数を上げようとする前に、身体とよく相談してみるといい。今どうしたい?休みたいと感じたら、潔く休む。動きたいと感じたら、さっと動く。思考が色々と意見を述べ始めても、身体の感覚のほうを優先すると決める。思考の大きな声に簡単にかき消されてしまう、身体の声という微細な感覚。意識が今ここにいないと、うっかり感じそびれてしまうから。今ここにしっかりと足をつけて、身体と相談しながら過ごす一日。そんな日を増やしていこう。