第1回 レコーディング(リード・ギター編)
■ 第1回レコーディング
前回のプリ・プロダクションから約10日経過して、今回は本格的なレコーディングでした。
雪が降る中、エンジニア兼プロデューサー的なドラムのD.Hachiくんの実家スタジオ?での録音
この日は、私“Michell”コージとリードギターのSue(すーさん)が集合。
私が多少遅れて行ったのですが、すーさんはすでに指慣らしにギターをガンガン弾いていました。
とりあえず、私はその辺に座って作業の様子を観察しながら、ちゃちゃを入れていました(笑)
■ リード・ギターのレコーディング
まず、演奏する側のレコーディングの超・簡単な手順としては・・・
先日のプリ・プロダクションの音(Hachiくんが録り直したドラムがミックスされたもの)に、合わせて演奏する。
ただ、これだけの作業です。勿論、機材であったりサウンド面などの問題もありますが、今回レコーディングをしている「Thinking of you 」は、バンドとしてライブで一番数多くプレーしているオリジナルの楽曲ですので、基本的に各パートに関してはほぼ最終形の状態。つまり、純粋なサウンドの部分も完成しているので、いつもやっているのを録るだけの話。(但し、今回、唯一リード・ギターのサウンド面に関しては、Bメロ部分だけをちょこっとアレンジ)
で、リード・ギターのSueさんのレコーディング開始。
基本的に、リード・ギターパートをいくつかのブロックに分割して録音していく。その繰り返し。まさに「構築」といった表現が適当だと思われる。例えば、Aメロ、Bメロ、サビ、ギターソロ、その他に曲中に入ってくるオカズ的なフレーズを録音・・・それを逐一聞き直して、録音・・・その繰り返し。
実際にレコーディングを開始すると、すーさんも多少緊張していた様子。
だいたい、各ブロックを3~4テイク録ってみて、弾いているすーさんがOKなら、「OKテイク」
あとは、すーさんが「どう?!」って聞いてきたものに、コージとHachiくんが「いいんじゃない!」って「OKテイク」
これを読む限り、非常に牧歌的というか、アバウトな雰囲気を感じるんじゃないかと思うのですが(笑)
前述の通り、これまで一番数多くプレーしてきたので「演奏自体」には問題ないんですよ。単純に演奏をミスしたり、“ノリ”みたいなのが感じなかったり、一応もう一回やってみる?ってな感じで、3~4テイク前後ということです。
(細かいフレーズとか確認中。ヘッドフォンをしているSueさん、いかにもレコーディングって雰囲気です)
当たり前の話ですが、プリ・プロダクションで録音したすーさんのギターの音やプレーと今回録音したギターの音やプレーを比較すれば、断然今回の方が綺麗に録れているので、その違いがその場で分かるとレコーディングって楽しいって思いますね。
すーさんのレコーディングに掛かった時間は、約2時間半。(この時間が早いのか遅いのかは分かりませんが・・・)というか、すーさんの「 Thinking of you 」のレコーディング終了です
終わったすーさんは、のんびりと一服・・・
残りあと4人・・・(勿論、ドラムのD.Hachiくんは、とっくにドラムを録り終わっているからエンジニア兼プロデュースに専念しているんですけど)
■ ベースの試行錯誤
で、私“Michell”コージのベースのレコーディングは、どうなったのか?と言いますと・・・
「数小節のイントロのみ」でした(笑)
理由は、楽器側かレコーディング機材側か分からないんですけど、ノイズが酷くてその辺のトラブル・シューティングに多少時間を取られたこと。さらに、演奏の仕方で、自分なりのこだわりであったり、細かいプレーの部分に関してHachiくん、すーさんと色々と相談しながらやっていたら終了時間。
ゆえに「イントロのみ」という結果となった次第です。
この辺の詳細に関しては、次回のレコーディング終了後の記事で書く予定です。
ただ、次回でベースの録りも完了するかな?というのが、私の見定め。
理由は、レコーディングの勝手が分かったというのと、演奏面でもHachiくんやすーさんのアドバイスを聞いて演奏してみて「なるほど!」って気づいたことが2~3あったからです。それを次回反映出来れば上手くいくと思う予感。勿論、単純に演奏自体をミスしなきゃの話ですけどね(苦笑) もしかしたら、2台別々のベースを使って録音するかもしれません。
やっぱり、レコーディングは、多少の緊張はあるんで、家で練習している時とは違いミスっちゃう・・・でも、それ以上に今回のレコーディング作業を面白いって思いました!
■ その他、諸問題
今回のレコーディングで、技術的な問題?がちらほらと。
リード・ギターは、当初はアンプとラインの2つの音を録る予定だったが、ライン録りでちょっとしたトラブル発生。よってアンプのマイク録りのみとなりました。(サウンド的には問題ないと思われる)
この辺はミキシングとかの段階で、ライン録りが必要になれば、再度すーさんレコーディングとなるんだろうけど、このジャッジはHachiくんにおまかせ。
(エンジニア兼プロデューサーのHachiくん、Macをいじってます。)
その他、ノイズ問題やPCが言う事きかなかったりなど、ハード面で色々と試行錯誤あったかなと思われる。
この辺は、エンジニアのHachiくんに“おんぶに抱っこ”なんで申し訳ないんですけどね。
他のレコーディングの経験は多々あれど、今回HachiくんはThink Bandとしての第1回レコーディングだったというのと以前書いていたように 「作りこむ」みたいなスタンスもあると思います。
とりあえず、個人的にはレコーディングのプロセスであったり、録り方など色んな部分での勉強になったなぁ~と思う次第です。それと、緊張というよりは楽しかったという感想ですね
P.S.
以前から告知していた通り、今夜は、今年最後の本格的なライブ。
もちろん現在レコーディングしている「 Thinking of you 」もプレーします。
ちなみに、前回のライブからベースがちょこっと変化。キーボードに関しては大幅に変化しました。
前回のライブに来てくれた方は、このキーボードの違いを耳にしてみて下さい。
今回初めてライブにいらっしゃる方は、「レコーディングしているのはこの曲かぁ~」ってな具合で楽しんで貰えたらと思う次第です。
前回は残念ながらいませんでしたが、当ブログを見て初めてThink Bandのライブを観に来たという方は、
是非メンバーに声を掛けて下さいな