学んだことを人に説明するといいというのはよく聞きます。

ちゃんと理解していなければ、人に説明できないですし、
説明しているうちにうまく説明できなかったり、矛盾することが出てきたりして、ちゃんと理解していなかったということに気付いたりできるというメリットがあるからだと思います。

この話、実は説明する相手がいなくても有効です。

ちょっと周りに話を聞いてくれそうな人がいないときでも、
誰かに説明するつもりで話してみる(実際に声に出したほうがいいと思います)ことで、
同じような効果を得られます。

もちろん、聞いてくれる人がいたほうが、相手の反応や質問があったりして、より良いですが。




オープンマインドという言葉があります。

自分とは異なる考え、価値観も否定することなく受け入れる態度、
というポジティブな意味で使われることが多いと思います。

が、これとは逆に、周囲の意見に流されやすく、動かされやすい、
というネガティブな意味ともして使われている例を見ました。

このネガティブな意味でのオープンマインドの反対は、
自分のやり方、正しいと感じる方法を貫き通すという態度になります。

一流と呼ばれる人達は、このような非オープンマインドであり、
独自の価値観をもっているようです。

例えば、野球のイチロー選手は筋トレをしないそうで、
一般的な方法や誰かが言うことではなく、自分の体をよく観察し、よく理解して、
どういう練習がベストなのかを考えて、独自の練習方法を確立しているというように。

人にいろいろ言われると、ついつい自分の考えを変えてしまったりしますが、
そうではなく自分が考えていることに自信を持つ方がいいのかもしれません。

本、特に難しい本を読むと、眠くなってしまうことがありますが、

そうならないためには、読みながら質問をするとよいそうです。
質問をするだけでなく、さらにその質問に答えるようにすると、眠くなっている暇はありません。

「本を読む本」という読書の方法について書かれた本に書いていました。

確かに漫然と読むのではなく、書いてある内容についてツッコミを入れながら読むことはありましたが、

この本ではさらに、どういう質問をすべきか具体的に4つ挙げられています。

そのうち最初の2つは、
1.全体として何に関する本か
2.何がどのように詳しく述べられているか
というものです。

前述の「読みながらツッコミを入れる」というのは、この2番目の質問に相当し、
細部の理解を深めていくものだと思います。

それに対して1番目の質問は全体像を把握するためのもので、
これまでのやり方だと、細部にばかり注目しすぎて、全体を見失うことがありそうだと気づきました。

本を読むときのことについてあまり考えたことがなかったので、
こういう視点は面白いと思いました。
理解というものにもいくつかレベルがあると思います。

例えば、本を読むということを例に取ると、
書いてある文章を読んで、わからないところがない状態が、
その文章を理解したという最初の段階。

文章の中で使われている単語の定義を、その文脈上で使われている意味で正しく捉えているというのが次の段階。
言葉の意味を間違って捉えていると、作者の意図とは違った理解になってしまうので、言葉の定義を正しく理解するのは重要です。

さらにもう一歩進んだ理解というのは、
書いてある内容を自分のことにあてはめたり、他の実例を考えてみたり、またはそれを実際に適用するにはどうすればいいかを考えたり、
といったことをすることで得られると思います。

これを、「理解したことを応用する」といってもいいし、

または、本に書いてあることを抽象レベルで理解して、そこから具体的なものに落とすという過程を経ることで、
抽象レベルでの理解度を確認したり、深めたりできる、

という意味です。


普段何気なく本を読んだりしていると、第二段階くらいまでの理解しかしていないときもあります。
それは、文章を読んで「わかった」と感じた時点で、それ以上理解することをやめてしまうから、です。

「わかった」と思った先にさらなる「わかった」がある、ということを忘れないようにしたいと思いました。

(さらなる理解の例としては、実例を考えるというのを挙げましたが、
理解を深める方法は他にもあります。)

あまり力を入れなくても、ものごとがうまく回っていく、というとき、
生きるのが非常に楽になります。

こういうときはものすごく快適です。
これまでは慣れ親しんできたやり方、培ってきた能力を使うだけでうまくいくわけなので。

少し前までそんな状況でした。


しかし、このような快適な環境にいると、
負荷がかかっていないので、それ以上成長することが出来ません。

成長したいと思うなら、快適な環境を出て、
敢えて困難な道を選ぶことが必要です。

最近は、
求める結果の量や質を高めたり、
新しいことに挑戦したりしているため、
困難を感じることが多くなっています。

ですが、この環境で頑張り続けることで、次のステージに進むことができるとも思っています。