話し合いの席に着く前段階が。

元々電車が余り好きな乗り物ではないから。

そこに輪を掛けて、人混みもチョッとね。

混雑している時間からは外れているものの、都心へ向かう電車なのでガラガラな訳じゃない。

ラッシュから外れているだけでも、在り難いと思わないといけないのかもね。



約束の時間には余裕で到着した、先ずは産業医との面談からスタート。

期待はしていなくて正解だった、傷病を患った人が復職する為の単なる通過点だったから。

折角主治医が書いてくれた詳細な資料も、目を通して考えてくれているとは言い難い。

本人に復職の意志があるのか?無いのか?の確認に終始し、今の気持ちとか不安については

ほとんど触れる事は無かった。

産業医のほとんどは、複数の会社の掛け持ちだと聞いた、当然複数人を担当する訳で

一人ばかりに寄っている訳にもいかないであろう事は理解出来る。

ただ、何かあれば総務を通して早急に連絡して欲しいし、対処も主治医と話す準備はあるので

安心して欲しいと言ってもらえた。




ただ、これだけでは不安を払拭しつつ復職は難しいと思った。

じゃ、どうする?

無理我侭を承知で、総務に今までの経緯や想い、願いを話すだけ話しておこうと。

誰かに頼る事を嫌う人種の自分です、しかし現状どの方向に向かうかの決心はついている。

主治医にも言われた、頼ってみる事も、と。

幸いにも忙しい中、総務部長と話をする事が出来た。

詳細な資料にも目を通してもらった、本来は主治医から産業医宛の書面らしく

本人の同意が無いと、他人には見せてはいけないみたいだが、要領よく簡潔にまとめてある書面

を見てもらった方が早いから。

そこから色々と復職に向けた案を出してもらえた、完全ではないがある程度決定権を持つ

部長との話は、ほぼ願いが叶う条件と言ってもいいかもしれない。

ただ、会社のルールもあるのでその条件での話は一度お預かり。

それにしても、そこまで話が進むとは思ってもいなかったので、驚きでもあった。


手を差し伸べてみる事も必要なんだなと。


長い時間に感じたが、一時間程度で前向きな結論に達し、本日は終了となり後日連絡をもらえると。

帰り際、嫁さんに電話した。

”少し元気になれたかも”自分から言えた、悪い内容では無かったであろう事。

今まで自分を見てきた嫁さんには、容易に想像が付くであろう一言だと思ったから。




当然帰りも電車で、帰宅ラッシュ時間になってしまった。

けど、少し元気なのは嘘ではなかった様で、ほとんど苦痛を感じる事なく帰れたかな。

気持ち次第で、いい加減な生き物なんだなって。


急がない、焦らない。





じゃパー