三連休の初日、用事があって出かけました。
前日までハロウィン一色だった街が
一晩で赤と緑の世界に変わっていて驚きました。
オレンジ色のかぼちゃやガーランドが消え
代わりにきらめくツリーとリースが飾られていました。
街の色ががらりと変わるだけで空気まで違って感じられました。
そうか、10月が終わったのだと改めて思いました。
ただ気持ちの中ではまだ秋の途中にいるような気がして
ハロウィンが終わったのは分かるけれど
もうクリスマスというのは少し早すぎるように感じました。
季節の切り替えに心が追いついていないのです。
ショッピングモールに入るとどのお店も一斉に
クリスマス仕様になっていました。
一晩でこれだけの飾り付けをしたのだと思うと
お店の方たちは大変な夜を過ごされたのだろうなと想像します。
華やかなディスプレイの裏にはきっと慌ただしい
準備の時間があったのでしょう。
それを思うと夢の世界の裏を垣間見てしまったような
気持ちになります。
ハロウィンとクリスマスの間にもうひとつ何かあっても
いいのにと思います。
けれど11月を象徴する色や飾りはなかなか思い浮かびません。
紅葉の名残や落ち葉の音は美しいけれど
それは街の喧騒とは違う静かな季節の色だと思います。
家の中をクリスマス仕様にする気分にもなれませんし
かといって何を飾るわけでもなく
少し中途半端な時間を過ごしているような気がします。
それでもこの11月の曖昧さが嫌いではありません。
秋の名残と冬の始まりのあいだで
少し立ち止まるような時間なんだろうなと思います。
街がせわしなく変わっていく中で
少しでもゆっくりとゆったりと時間の経過を
味わえるような
そんな過ごし方ができる心持でいられたらと思っています。