仕事中に少し気持ちがざわつく出来事がありました。
こちらの説明がなかなか伝わらず
何度も違う角度から言葉を変えて伝えたつもりだったのですが
相手からは「あなたが間違っている」と
繰り返し指摘される場面が続きました。
やり取りはメールだったので
文字だけがどんどんまどろっこしくなってしまい
相手もきっと私に対してもどかしさを
感じていたのだと思います。
その雰囲気が文面から伝わってきました。
私も同じようになぜ伝わらないのかと考え込んでしまい
そのうちに小さなイライラが心の中で積もっていきました。
これ以上メールを重ねても平行線のままのように感じて
原則はメールのみでのやり取りと決まっていたのですが
ここは会話が必要だと思い直し、電話をかけることにしました。
「突然すみません」と丁寧な気持ちをこめてみました。
その前に感情を落ち着ける時間がどうしても必要だったので
一度自席を離れて
リフレッシュコーナーで深呼吸をしました。
誰もいない空間で自分の気持ちを整えるようにして
この状況をどう受け止めればいいのか
どうすれば感情的にならずに話せるのかを考えました。
冷静になれる場所として個人ブースを選びました。
相手が電話に出てくれたとき、少し驚いたような声色でした。
急な連絡だったこともありますし、
もしかすると私はクレームを言いたい人だと思われたのかもしれません。
けれどそのときには私の中ではもう感情が
だいぶ落ち着いていました。
「私が間違っているのかもしれないので
教えていただけますか」
そんな気持ちで会話を始めることができたと思います。
話すうちに、少しずつ誤解がほどけていきました。
結果的には私の伝えていた内容の方が正しかった
ということになりましたが
だからといって「私のほうが正しかった」と
一方的に思うことはしたくありませんでした。
相手がそう受け取ってしまったということは
私の伝え方にわかりづらい点があったのかもしれないと思い
「どのあたりが伝わりにくかったでしょうか」
とお聞きしてみました。
次に同じようなことが起きたときには
もっとスムーズにやり取りができるようにしたい
という気持ちでした。
電話を終えたとき心が少し軽くなっていました。
感情をぶつけることなく相手の立場にも
目を向けながら話すことができて
仕事も前に進めることができました。
こうして振り返ってみると
少しだけ、感情の火の扱い方が以前より
上手になったような気がしています。