町田そのこさんの『宙ごはん』は、
図書館で予約していた本でした。
「
自分でも思い出せないまま読み始めました。
タイトルからは私はエッセイや『しあわせのパン』、『つばき文具店』
読み終えた今は原田マハさんの『いきるぼくら』
“命のリレー”や“たくましさ”
物語は大きく言えば宙ちゃんの成長物語です。
母親や家族、
まっすぐ心と体を育てていく姿が描かれています。
その成熟さが彼女の背景と静かにつながっていくのが印象的でした
読みながら、
誰が宙ちゃんを演じるだろうと想像して
村山輝星さんの姿がふっと浮かびました。
章のタイトルが「思い出のエピソード+それを癒す料理名」
料理って生きることと直結しているし
思い出とも深くつながっています。
寄り添うような
ふわふわパンケーキ
とろとろポタージュ
ほこほこにゅうめん
…名前からして優しさがあふれています。
のちに宙ちゃん自身が誰かにふるまう料理でもあります。
その瞬間に
「
自分の人生の物語ができていく。
この作品のいちばん美しい部分だと思いました。
やっちゃんの海のような心の広さに
宙ちゃんがどれほど救われたか。
人にはそれぞれ「
その答え合わせは時間をかけてしかできない。
物語を通してそんな静かな真実を教えられた気がします。
じんわりとした温かさと「
という実感でした。
私にとって新しい出会いになった一冊です。