仕事をしているとき、隣の席の方がいつになく

ひとりごとが多いなと感じました。
どうしたのかなと思って様子をうかがっていると
「今日はタイプミスばかりで

変な変換ばかり出てしまって全然うまくいかないんですよ」

と話してくれました。
いつも落ち着いていて淡々と仕事を進める方なので

そんなふうに動揺している姿が意外で少し驚きました。
「そんな日もありますよね」と声をかけたあとで

ふと自分のことを思いました。
人のことを慰められる立場ではないな、と。
私自身似たような日が続いているからです。
タイピングは速いほうなのですが

ここ最近、文末の変換が妙なことになってしまう

ことが増えました。
薬指や小指の動きが鈍くなっているのか

逆に余計な動きをしているのか
思いもよらない文字が出てきてしまうことがよくあります。
メールを送る前には複数回の読み直しが

欠かせなくなりました。
注意力が時々ふっと抜けるような感覚があって
一度の読み直しだとさらっと読み飛ばしてしまっている

ことも出てくるようになったからです。
隣の席の方のひとりごとを聞きながら
「うまくいかない日って、あるよね。

…私はそんな日だらけだけど」と思ったのでした。