雨だった週末、家で過ごす時間が増えたので
久しぶりにしっかりめの掃除をしました。
いつもより丁寧に拭き掃除をして
玄関のたたきを拭いたり
ドアの跳ね汚れを落としたり。
洗面所も鏡を磨いて乱雑になっていた
ストック置き場を整理していきました。
その途中で目に留まったのが
家族用の歯ブラシスタンドでした。
一人ひとりのスペースがあるタイプなのですが
そこにはもう家を出た息子の歯ブラシが
まだそのまま置いてありました。
「帰ってきたときのために」と
なんとなく残していたものです。
しばらく眺めているうちにふと気づきました。
もう、いつまでも置いておく必要はないんだな、と。
帰ってきたとしても泊まることはほとんどないし
その時はその時で新しいものを用意すればいい。
衛生面でもそのほうがいい。
そう思ったら急に気持ちがすっきりして
歯ブラシスタンドは夫婦二人分だけにしました。
整理し終えた洗面所を一歩引いて見渡すと
「よし」と自然に思えました。
子どもはもう自立したんだよね、と
自分に言い聞かせたような感覚でした。
新しい生活ペースには慣れてきたつもりでも
家のあちこちにはまだ“名残”が残っていて
それをひとつずつ片づけていく作業は
思い出を丁寧にしまっていく時間でも
あるんだなと感じた週末でした。