私は音楽が好きで、ピアノも習ってきたので
音感やリズム感にはそこそこ自信があります。
ただそれはあくまで“楽器演奏のほう”であって
歌うことは昔から苦手です。
カラオケもほとんど行きませんし
学生時代は「歌うより伴奏のほうが安全」と判断して
自らピアノ伴奏役を買って出ていたほどです。
そんな私が最近気づいたのは
ダンスが想像以上にできないという事実でした。
子どもの頃は授業にダンスがありませんでしたし
生活の中で踊る必要もまったくなかったので
自分がどれほど踊れないのかを知る機会がなかったのです。
ところが知人がズンバを習っていると聞き
「YouTubeに初心者向けがあるよ」と言われて
軽い気持ちで再生してみた時に初めて自覚したのです。
開始10秒で 手足が完全に別の生き物 になりました。
右手が上がれば左足が止まり
左手を伸ばせば右足が迷子になり
画面のインストラクターだけが軽やかに

踊っているというなんとも滑稽な様。
脳から体への指令が途中で渋滞しているとしか

思えませんでした。
そして追い打ちをかけるように
先日の嵐のラストコンサートのビデオ配信を観ていたときのことです。
歌は楽しめるしリズムも感じられるのに
「この振り付け、手だけでも真似してみようかな」と思った瞬間
まったく同じ動きができないという衝撃。
落ち込むというより笑ってしまうレベルでした。
歌って踊ってを同時にこなす人たちって
本当にすごいんだなと
変なところでしみじみしてしまいました。
もし神様が新しい能力をひとつくれるなら
音楽に合わせて自由自在に体が動き
かっこよくポーズまで決まるような力もいいかもしれません。
今の私は、ダンスというものがまだまだ遠い世界にあることを
改めて理解したところです。