コーチングやキャリアの対話の中で、
「あなたのありかたは?」と問われることがあります。
でも私はこの「ありかた」という言葉に
ずっと引っかかっています。
何か一言で自分を象徴するような言葉を答えなければいけない。
そんなプレッシャーを感じてしまって
「これでいいのかな?」と迷ってしまう。
BeingとかDoingとか言われても正直ピンとこなくて
ぐるぐる考えてしまうばかりでした。
そんな中で、ある対話を通じて
少しずつ自分なりの解釈を深めるヒントをもらいました。
「ありかた」は、何かをする前に
どんな姿勢や前提で人や物事に向き合っているか。
無意識ににじみ出ているような“関わり方のクセ”のようなもの。
それは一言で言い切るものではなくて
状況によって揺れたり、曖昧だったりしてもいいもの。
たとえば誰かの話を聞くとき
ある人は「正しさ」を整えようとし、
ある人は「安心」を与えようとし、
またある人は「構造」を理解しようとする。
それぞれが自然に取ってしまうスタンス。
それが「ありかた」に近いのだと教えてもらいました。
そう聞いてまだ完全にはわかっていないけど、ちょっとだけ
凝り固まった頭がゆるんだ気がしました。
とはいえまだまだ「これが私のありかたです」と
自信を持って言えるわけではありません。
むしろ今もなお「これでいいのかな?」と立ち止まってしまう
ことのほうが多いです。
ただ少しだけ見えてきたこともあります。
私自身を振り返ってみると
複数の視点を同時に持とうとする傾向があるように思います。
だからこそ「私はこういう人です」と一言で言い切ることに
どこか違和感を覚えてしまうのかもしれません。
そしてもう一つ私にとって大きな気づきだったのは
「ありかた」は相手に対してだけでなく
自分自身に対してもどう関わるかということ。
自分を素通りせずしんどいときにも向き合おうとする姿勢も
きっと「ありかた」の一部なのだと
少しずつ思えるようになってきました。
今はまだ、はっきりとはわからないけれど
問い続けることをやめずにもっともっと
自分なりの言葉を探していきたいと思っています。
これが自分で言えるようになるとどうなっていくのだろう?
折に触れこのことが頭に浮かんでくるのだと思います。
まだまだ問いは続いていきそうです。