周りの人が困っていると知ると
つい私に何かできることはないだろうかと思ってしまいます。
それが自分に直接関係のあることかどうかは
あまり関係ないみたいで
気がつけばいろいろ想像しています。
今どんな気持ちなんだろう、
どれだけ負担に感じているだろう。
そんなことを思いめぐらせては何か手伝えないかな、
少しでも楽になる方法はないかなと考えてしまいます。
そんな自分を振り返って
やっぱり私は「おせっかい」なのだと思います。
先回りして動いたり
A案B案C案と頭の中で次々にパターンを組み立てたり
まだ起きてもいない問題に備えようとしたりします。
きっとこれまでの経験から
危機を回避したい気持ちが強くなってきたのかもしれません。
危機管理能力なんて言えば聞こえはいいけれど
それが空回りしてしまうこともあります。
昨日はまさにその空回りをしてしまいました。
少しでも早く対処した方がいい、そう判断して
仕事の合間を縫ってできるだけのことを
やっておこうと動きました。
けれど後から
それは相手の望む方向ではなかったことがわかって
胸が詰まりました。
「良かれと思って」なんて今さら言い訳にも
ならないと思います。
結局それは自分の都合だったのだと気づきました。
できるうちにやっておこう、時間が限られているから、と
自分を正当化していたけれど
本当に見るべきだったのは
相手の気持ちだったと思います。
思いやりから出た行動だったとはいえ
やっぱりあの時もう少し待てばよかったと思います。
スピードよりも大事なことがあったなと。
人の心や状況は単純じゃないし
瞬時に見極めるのは本当に難しいです。
でも自分のこういう性格を自覚しているはずなのに
またやってしまいました。
何度も繰り返している反省をまた繰り返したことが
とても情けないです。
もう少し冷静になろうと思います。
一人で判断しなければならない場面ほど
一呼吸おいてみようと思います。
「やらない後悔よりやる後悔」なんて言葉が
しっくりこない時もあるのだと自分に言い聞かせたいです。
そんなことばかりを考えていた一日した。