この本もタイトルが気になって選んだ

心理学系の本です。

常にではないもののうじうじ、ぐるぐる、

考え込んでしまう自分の性格を

意識するようになって、この手のタイトルが

目につくようになりました。

心理学者 内藤誼人さんの本です。

 

はじめに、で書かれていましたが

この本は人間関係において

「頑張りすぎている人」に向けて

力の抜きどころのヒントになる61個が

紹介されています。

「気にすること」自体が悪いことではなく、

それが自分にとってしんどいのであれば

そうさせてしまう「思い込み」や「考え方」に

そんなことないんだよ

と優しく教えてくださっているような

内容です。

”やらかく現実をとらえなおす”という

最初の章のタイトルにも象徴されているように

しんどくさせてしまっているのは自分自身なのだな

ということを気づかされました。

そして、61個のヒントの中には

私のしんどさを解消できそうなこともあって

著者の狙い通り「気が楽になる」きっかけを

もらいました。

行動、対人関係、両方に対してそれぞれ参考に

なりました。

・まずは「とんでもなく簡単なこと」からはじめよう

・意外とあなどれない「ワクワクしてきた!」の言い聞かせ効果

・身体が重いのは、心が重いから

は私のうじうじ対策に使えそうなヒントでした。

・もう、自分ひとりで何とかしようと考えない

・人の意見を「変えよう」なんて考えないこと

も対人関係でどんよりしてしまうときに思い出したい考え方です。

 

この本を読む人一人ひとりに響くヒントは

違うと思います。

全部を取り入れよう、

ではなく、

自分が取り入れられそうなものをいただこう

くらいの気軽さがよいのかなと思いました。

 

・・・読み終えて、本の裏表紙にある著者紹介で

あれ?見たことあるなぁと・・・

この著者の本を過去に読んだことがあったかもと

振り返ってみたら、ありました。こちらの本です。

 

私はまだこの2冊しか読んだことはありませんが

調べてみると内藤先生はたくさんの本を執筆されているようです。

心理学を通じて気軽に、日常の「気になる」を取り上げて

書かれているのではないかというタイトルが並んでいました。

学びを身近に感じさせてくださる本をまた探して

読んでみたいと思いました。