約2年前から母の体力の低下が

顕著になってきて

昨年からは施設の通所など

ケアマネージャーさんはじめ

専門の方々のお力をいただきながら

父や近くに住む私たち兄弟家族の

生活リズムも維持できるように

過ごしています。

ただやはりよく言われることですが

こういう生活が長くなってくると

母の体調にも変化が出てくるし、

一番近くにいる父だって、

病気こそせずにいますがだんだんと

体力気力の変化も出てきて

疲れも出てきているのが

見えてくるようになり、

誰も悪くないのに

お互いイライラしてしまったり

険悪ムードになりそうになったり

考え方価値観もそれぞれの中で

日々を過ごすことが難しく感じる

ことも出てきています。

目の前のことにみんなそれぞれ

翻弄されそうになっている状態です。

 

つい最近もちょっと心配だな・・・

という空気感を感じていたので

食事の差し入れや、おしゃべりしに

行ったりして様子を見ていた矢先、

母が急に体調を崩してしまって

入院することになってしまいました。

呼吸系のトラブルだったようなので

運ばれた病院の先生からは

ドキッとすることも言われてしまい、

帰宅した父は憔悴した様子に。

幸い山場は超え、お見舞いに行った

様子でも顔色が断然よくなっていて

安心したところですが

入院期間はもうしばらく続きそうです。

 

このタイミングで母が入院・・・

一人でその”意味”みたいなことを

考えてしまいました。

 

日常が当たり前にあることのありがたさ

変わっていないと思っていた日常も

少しずつ確実に変化しているという再確認

イライラしたり険悪ムードで向かうのは

相手がいてくれるからこそ

母が、そこに、いてくれるからだということ。

 

天真爛漫な母のたくさんの思い出が

浮かんできて

受け取ったものの大きさを

改めて思い出しています。

 

少しずつ、少しずつ

心の準備をする時間を母は私たちに

くれているのかもしれません。