誰かから何か尋ねられた時

「〇〇でいいよ」

というお返事をすることがあります。

逆もあって、

私から誰かに聞いた時も同じように

「△△でいいよ」

といわれることもあります。

お互い無意識に言っていることが

ほとんどだと思いますが

時々いわれた側の時に

”で”いいよ、って・・・

と引っかかってしまうことがあります。

 

例えば、家族に

「今日の夕飯は〇と△とどっちがいい?」

って聞いて

「△でいいよ」

って言われたときにちょっとご機嫌が

すぐれない時の私はざわついてしまうのです。

え、本当は△じゃ嫌なの!?

妥協された感じに聞こえてしまうのです。

「△がいい!」

と言ってほしかったなぁと・・・。

 

勝手なもので、言われる側の時は

ざわつくクセに、

自分が言う側の時にはあまり意識して

言っていないのは、ずいぶん周りの人に

不快な気持ちにさせてしまったことも

あったのではないかなと

今更ながら反省します。

 

その他のフレーズでも違いを考えてみました。

自分”で”決める、と、自分”が”決める。

前者は一人でやらなきゃいけない、みたいな

孤独感を感じますが、後者は

一人かもしれないけど周囲の力をもらえて

いる場合も想像できて、そのうえで

最後は自分の意志で決められている感じ。

力強さや前向きさを感じます。

そんな違いもあるなと感じています。

 

”で”と”が”の違いは大違い

本当は「〇”が”いい」と思っているなら

そう伝えないと。

前向きに自分に責任を持つ気持ちで

「私”が”決める」ことができれば。

ついつい口走って”で”としないように、

その言葉が持つ印象による影響も

あるのではないかということから

伝え方は意識しないといけないなと

思ったのでした。