私には顔のコンプレックスがあって、
(そもそも美人ではない、かわいくないの前提で)
下瞼の下にぷくっと、ぶよっとした
かたまりがいつしかできてしまって
とても老け顔に見えてしまうのが
嫌で嫌で仕方ありません。
もう、数年・・・いや、10年くらいは
いやだいやだと思い続け
鏡を見るのが嫌いなのも
これが原因の一つであったりするほどです。
初めのころは寝不足とか、
毎日疲れすぎているから、とか、
必死に毎日を過ごしていた自分を
かまわなかったせいだと思っていましたが、
一向に改善しないし、
忙しさから落ち着いた時期が
あったとしてもぷくっとした下瞼は
ずっとそのままだし、
見て見ぬふりの日々でした。

時が経ち、最近美容外科のCMや
電車の広告などで紹介されている中で
私によく似た状況のお顔の方が
いらっしゃったことに驚きました。
え、これって、美容整形で治す
ものなの・・・?
結構ショックだった記憶があります。

だからと言って美容整形なんて、
私にとっては全然身近ではないし、
むしろ一生行くところではないと
思っているところですし、
そこで治療しないと治らないもの

だとしたら
もう、一生、この下瞼と
付き合わないといけないのだなと
絶望した気持ちにもなりました。
ますます、自分の顔を見たくない、
鏡も見たくない、
写真も撮ってほしくない、
更には自分は見なければ済むけれど
会社でも、地元でも
誰かと話すときには顔を見られて
いるのも悩ましくて、
せめて目の錯覚にでもなればと
眼鏡をずっとつけたりして過ごしています。

そんな中、先日
YOU TUBEを見ていたら
インターネットでこの症状について
調べたことが
予測検索で影響してしまったのでしょうか、
下瞼のお悩みに関する動画が
おすすめの中に出てきまして・・・
監視されているみたいで怖いなと

思いながら

どんな内容が紹介されているのだろうと

試しにひとつ、みてみました。

それは、

美容整形関係の紹介ではなく、

美容整形を検討する前に

セルフケア、セルフ対策で改善できる!

というもので

顔の筋肉の構造などの解説の後、

ココ、の筋肉を鍛えることで

改善については個人差があると思うが、

少なくとも、”今”より悪化させずに済む、

という効果はあると思います!

という、ぷくっとしてしまう原因に

起因している表情筋にアプローチした

顔体操の紹介だったのです。

実際にその方法も紹介されていたので

まさに文字通り”だまされたと思って”

やってみましたがこれがなかなか難しくて、

ココ、を意識すること自体がまず

難しく、動いているかどうかもわからず

なんだか違う顔の筋肉がぴくぴくしている

だけの変顔になっているようにも思いながら

この顔体操、

少なくとも害はなさそうかなぁ・・・

絶望し続けるよりはマシかもしれず、

少しやってみようと思いました。

 

この動画を見て思ったのは

表情筋、という言葉は知っていましたが、

その、細かいパーツに対して言ってみれば

”筋トレ”

するわけで、

こんなところも鍛えないといけないのか、と

正直驚きました。

歳を重ねると維持するだけで本当に大変、

老化スピードに抗って

(若作りのつもりはありませんが

元気に歳を重ねられるように)

少しでも全身のいろんなところに

意識を向けていくことが

ますます必要になってくるんだなということを

変顔になりながらも顔体操にチャレンジ

している自分をちょっと俯瞰的に

見ながらつくづく感じたのでした。