髪を切りに行ってきました。
クセの強い髪質でもまとまりやすく
なるように、と切ってくださるものの
中途半端な長さでは量も多いので
すぐにボワッとなってしまい、
それが悩みの種でした。
なので今回は少し思い切ってもう一ステップ
短くしてみたいんだけど・・・と
相談してみました。
そうしたらやっぱり・・・二つ返事で
賛成はしてもらえず、
縮毛矯正をかけたうえで短くして
みませんか、と。
私の髪質で初めてそこまで短くした時、
もし、思うようにセットできなくなると
結んでごまかすこともできないし
私の不器用さもご存じなので
心配してのご提案でした。
ただ、その時の私は
持ち前の⁉自己肯定感の低さから
自分の頭の中で
ネガティブモードに変換してしまい
何か自分の考えを否定された気分に
勝手になってしまって、
だったら短くしないで
無難な髪形にしてもらおうかなという
諦めモード気持ちに傾きかけていたのです。
そんな時に美容師さんにかけていただいた
言葉が、
【やりたいと思うことはやってみましょうよ】
【もしやりたいと思うことが簡単ではない
場合はいろんな力を借りればいいんじゃないですか】
でした。
いつも「でも」「私なんて」とうじうじしてしまう
今の自分に核心をついているアドバイスだと
はっとしたんです。
今回でいえば
ショートカットにしてみたい、と
思ったキモチをぜひ尊重しましょうよ!
と言ってくださったのです。
ヘアスタイルのことで難しいなと思うことが
あるならば、スタイリストさんが自分の
できることで叶えるお手伝いができますよ、と。
できません、とは言っていないんですよー、と。
お話を聞きながら自分の気持ちを分析するに
本当は自分の髪質を生かした似合う髪型に
なりたくて、
パーマとか、縮毛矯正とか
そういう力を借りるもんか、というヘンな意地が
あったから余計に否定をされた気分に
なってしまったのかもしれません。
相談をしながら「やりたいこと」を「できるように」
模索できるのは
長年のお付き合いの中で
お互いの関係性ができたからこそで、
むしろ厳し目のことも含めたアドバイスは
よく知っている人にしかできませんからねー、と
スタイリストさんがおっしゃってくれました。
それを聞いて自分のキモチがすーーっと緩む
感じがして、
今回は自分のやってみたい、を尊重した
髪形にしてもらいました!
今、ちょっとした満足感でうれしい気持ちに
なっています。
今振り返るとなんてことはない髪形相談での
一コマに過ぎないのですが、
一歩前に進む勇気が持てない自分のことを
考える機会があったタイムリーな時期
でもあったので、
私の考え方全般にドンピシャに当てはまる言葉
だったのでとっても響いてしまったのです。
「やってみたい」をずっとやらずにいるって
自分を尊重できていないともいえると思います。
ダメだった、うまくいかなかった時のことを
心配しすぎて私の場合は尻込みしてしまう
のですが、
「周りの人、力を借りる」っていうことが
もっとできるようになれば
楽な気持ちになれるのかもしれないな、と
いうことを
ちょっと壮大な解釈になってしまいましたが
感じた出来事でした。
自分のガチガチの心をゆるめてみよう。