先日、小学生向けの作文教室で、
受講生(小5)のお母様に、こんな質問をいただきました。
「うちの子、文章を書くとき、
頻繁に『すごい』とか、『すごかった』を使うんです。
あいまいで幼稚な表現だから、
使っちゃダメって言ってるんですけど、
先生もそう思いますよね?」
いいえ!!!!
思いません!!!
どんどん使いましょう!!
しかーーーし、条件があるのじゃよ(ニヤリ)。
確かに、お母様のおっしゃる通り、
文章内のどこを読んでも、
「すごい」 「おもしろい」 「楽しい」 「きれい」 といった、
抽象的な言葉しか出てこなかったら、
書き手の思いはほとんど伝わらないし、
表現としても物足りません。
稚拙なイメージですよね。
じゃあ、どうすればよいのだ?
答えはカンタンじゃ。
じつは、「読み手」というのは、
『あいまいで抽象的な表現』
↓
『明確で具体的な表現』
という、この繰り返しで、心をぎゅぎゅっと掴まれるのじゃ。
たとえば、
「昨日、家族で『ドラえもん』の映画を見ました。すごくおもしろかったです」
という、抽象的な文章。
この文章に、書き手が読み手の気持ちになって、ツッコミを入れてみます。
「なんでドラえもんの映画を見たの?」
「どんなふうにおもしろかったの?」
と、こんなツッコミができますよね。
するとすると、
先ほどの文章が、こんなふうに変化します。
「昨日、家族で『ドラえもん』の映画を見ました。(抽象)
ぼくは『ポケモン』が見たかったけど、昨日は妹のえりかの誕生日だったので、
妹の好きな映画を見ることにしたのです。(具体)
とてもおもしろい映画でした。(抽象)
ドラえもんが敵につかまったとき、
いつもは弱虫ののび太が勇気を出して助けに来た場面では、
ぼくも思わず『がんばれ』と声を出していました。(具体)」
はい、
自分の文章にツッコミを入れることで、
どんどん具体的な文章が生まれるのです。
「すごい」「おもしろい」「楽しい」「きれい」
そんな抽象的な表現を綴ったら、
そのあとに必ず具体的な表現を加えましょうね。
もちろん、子どもも大人も。
文章を書く人に、おぼえてほしい方法です(*^_^*)
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