嗚呼、なんとも心地よい、タイムスリップ感。



どこか懐かしく、包み込まれるような味わいと同居する、


心の奥をのぞきこまれているような、


毒っ気と哀愁を感じる世界。




おとなの心を揺さぶるファンタジーが、そこには広がっておりました。












新緑がまぶしい初夏の週末、



友人である造形作家・小田桐みや子さんの個展を拝見するため、


1932年に建築されたという、銀座1丁目の奥野ビルへ。











設計には、あの同潤会アパートと同じ方が携わっていたという。


かつては、「旧銀座アパートメント」とよばれ、


銀座界隈でも屈指の高級アパートだったそうな。





現在は、20ものギャラリーが入る、アートビルとして多くの人に愛されている。







さっそく、403号室のギャラリーへ。


みや子さんにお会いして、


「今年はこんな仕事をいっしょにしましょう!」と


固く誓い合ったあと、作品の世界へ入り込む。


幸せこの上ない、ひととき。








こちらは、奥野ビルをモデルに作られた立体作品。

作品によっていろいろな素材を使うみや子さんだが、段ボール作品の醸し出す味わいは、格別。

見る角度を変えるたびに、想像がふくらみ、たくさんの物語が生まれる。









ここはどんな街?  どんな住人がどんな暮らしをしているのだろう?













よく見ると、窓からだれかがのぞいているよ!


みや子さんの造形作品には、こんな遊び心が随所にちりばめられています。








みや子さんの作る、愛すべき人形たち。

笑っているのか、怒っているのか、とぼけているのか、あなたにはどう見える?








奥野ビルの魅力的な空間と、みや子さんの世界観が融合し、

ビルから出てきたあとは、


遠い旅から帰ってきたような気持ちに。







いや、本当に、本当に、


大人たちがワクワクするような

おもしろい仕事を一緒にしましょうね、みや子さん。





今度、打ち合わせに伺います!









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