「食べ方を見れば、人柄や人間性がわかる」
と聞いて、ドキッとする方、いませんか?
私ももちろんドキッとします。
スマートな所作で食事をする姿は、凛として美しく、心のゆとりを感じます。
今回ご紹介するのは、絵本を楽しみながら正しいマナーがおぼえられる、
『テーブルマナーの絵本』です!
- テーブルマナーの絵本/あすなろ書房
- ¥1,728
- Amazon.co.jp
幼少期から正しいマナーを学ぶことは、
これから先、どんな場所でも自信をもってふるまえる、
人間力を磨くための大切なステップとなります。
しかし!!!!!!
この本は、子どもだけでなく、大人にもおすすめです。
これまでテキトーに流してきた、あなたのナンチャッテマナーを、
ここでしっかり見直し、洗練されたオトナのマナーを身につけるための
大チャンスです!
「わたしは大丈夫。 テーブルマナーには自信があるの」
とドヤ顔のあなたも、
「テーブルマナーなんて、まったく自信がない・・・・・・」
とうなだれる方も、
まずは、こちらのクイズに挑戦してみてください!
↓ ↓
★クイズ
和食の場合、手に持って食べてよいのは、次のうち、どのお皿でしょうか?
四択から選んでね♪
(※複数回答OK)
1.刺身のしょうゆ皿
2.天ぷらのつけ汁が入った皿
3.日本そばのつけ汁が入った皿
4.茶わん蒸し
さあ、わかりましたか?
・・・・・・正解は・・・・・・
・・・正解は・・・・・・・・・・・・
ジャジャーン!
1~4までのすべて。
ただし、茶わん蒸しの器が熱いときは、置いたまま食べてもよいとされます。
あなたは、正解することができましたか?
家庭料理の食卓は、和食のマナーが基本になっていますね。
お箸がいちばん手前にあり、
左回りに、ごはん茶碗、
左奥に手に持てる小さな器、
右奥に焼き魚や肉じゃがなどを盛った大きめの皿、
右側の手前に汁物用のお椀、
という、それぞれ決まった場所があります。
小さいころから毎日の食卓で置き方を意識すると、
子どもたちは自然に正しい場所をおぼえます。
また、左奥にある小さな器は手に持って食べるのがマナーですが、
手の小さな子どもには持つのがむずかしいもの。
そんなときは、自分の前にもってきて、食卓に置いたまま食べるとよいでしょう。
器の置き場所と同じように、お茶碗やお椀にも、正しい持ち方、取り上げ方があります。
ではここで、クイズその2。
★クイズ2
なぜ、器の置き場所や持ち方が決められているのでしょうか?
それは・・・・
器をていねいに扱うことは、
食べ物を大切にする気持ちにもつながり、
食べる姿も美しくなる、という理由から。
正しく持たないと、器から手がすべって熱い汁がこぼれてしまったり、
周りの人の迷惑になることにもなりかねません。
正しいテーブルマナーを身につけることは、
自分自身を美しく見せるだけでなく、
料理を作る人への感謝の気持ちを表したり、
いっしょに食べている人への心遣いなど、さまざまな意味をもっている
ということを、この絵本は教えてくれるのです。
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