久しぶりのブログ更新です。
最近、ツイッターでつぶやいてばかりで、
ちょっとブログがおろそかになっていました。
「更新まだですか?」とこんなブログに期待していただいている方々、
いつもありがとうございます~(涙)
今後は、もう少し早めに更新いたしますので・・・。
といいつつ、気分がいいときは連日更新したりする私なのですが。
最近ね、ちょっと本業(文筆業。ライターです)が忙しいこともあって・・・。
いやいや。言い訳は見苦しいですね。
さてさて本題へ。
みなさんは、『3びきのくま』と聞いて、どんな絵本を思い浮かべますか?
たぶん、コチラだという人が多いかな? ↓ ↓
これは福音館書店さんのもの。
あの巨匠・トルストイが伝承の昔話を童話として書き上げ、
バスネツォフの味わい深~い絵とともに絵本となった、名作です。
ほかには、黄色の鮮やかな表紙が印象的なコチラや ↓ ↓
日本の作家さんたちが手がけたコチラの2冊も ↓ ↓
本当に、いろいろな国で、いろいろな作家さんたちが
この『3びきのくま』を手がけていることがわかります。
あ、日本の作家さんでは、
以前私が取材で何度かお会いしたことがある
たちもとみちこさん(レーベル名:コロボックルさん)の作品も素敵!
たちもとさんの絵のタッチや作り出す世界観は、
そういえば、『3びきのくま』にとても合っていると思います。
↓ ↓ ↓
みなさんよくご存知の通り、ストーリーは、
いたってシンプル。
大きいくま、中くらいのくま、小さいくまの
3びきのくまの住む家に、ある日女の子がふらっとやってきます。
くまたちは、ちょうどでかけていて、家を留守にしていました。
家のかぎはかかっていなかったので、女の子は勝手に中へ。
テーブルの上に、大・中・小3つのスープ皿があり、
それぞれの皿にはすでにスープが入っています。
さっそく味見をする女の子。一口ずつ食べてみて、
「3番目の小さい皿のスープがいちばんおいしい!」と、
ぜんぶ食べてしまいます。
そんな調子で、物語はすべて大・中・小、3つのものを比べてみることが
軸になっており、スープも、椅子も、ベッドも、すべて3番目の小さなくまさんのものを
気に入って、スープを飲み干しちゃったり、椅子を壊しちゃったり、
ベッドに眠ってしまったり、まあ、自由奔放に行動するわけですね。
そこで、くまたちが帰宅し、だれかが部屋に入って、自分たちのものを触ったり、
壊したりしたことに気がつきます。
女の子、最大のピンチです! 眠っている場合じゃありませんって!
もちろん、絵本を読んでいるこちらも、気が気じゃないわけです。
が、かなりの盛り上がりを見せたところで、
女の子は、くまに気がついてガバッと起き上がり、
空いていた窓からスタコラサッサと逃げていきました。。。。。
エンド。
あまりのあっさりした展開に、「おおお?」と読んでいるほうも
拍子抜けしてしまうはず。
でもきっと、このお話のよさは、この読後の余韻にあるのでしょう。
「このあと、女の子はどうなったの?」
「残されたくまたちは、どうしたのか?」
「またいつか女の子と出会って、今度は仲良くなれたのか?」
などなど、いろいろな想像が膨らむんですね。
シンプルなだけに、お話のその先を、想像せずにはいられない、
わくわくするような楽しさが、この絵本いっぱいにあふれています。
日本ではいま、山からくまたちが、あちこちでエサを求めて人里にあらわれ、
人間を襲って射殺されるなどの事件が起きています。
この『3びきのくま』は、トルストイが手がけたことで、ロシアの昔話、とされていますが、
じつはイギリスの古い昔話がもとになっているそう。
昔話の主役になるほど、くまは人間たちにとって、怖いけれど、親しみをもって
共存してきたんだろうな、と思ったりするこの頃です。




