ボージョレ・ヌーヴォーの解禁日、最初は意味が違っていました | 語学と読解、文化の違いを楽しむ外国「語」人

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英語、フランス語、日本語を教え、翻訳をしながら思うこと:
語学力も大事だけど読解力を養わないとね。
15年以上ヨーロッパで暮らし、三か国で子育て。
フランスやベルギーのこと、子育てのこと、文化の違いについて書いています。

 

今は世界中で11月の第三木曜日が解禁と決まっているボージョレ・ヌーヴォー。

 

最初は「解禁日」の意味が違っていたようです。

当初はボージョレから売り出す日、送り出す日が解禁日だったとか。

ということは、日付が変わるのが早い日本で早く味わえるというわけでもなかったのですね。

 

完成!解禁!をボージョレで祝ったのは生産者やワインの取り扱い業者。

そこからトラックや車でフランス各地に向かったとのこと。

ですから、フランスでも各地で同じ日に味わえたわけでもなかったのです。

 

それがわかると、フランスのビストロに"Le beaujolais nouveau est arrivé"(ボージョレ・ヌーヴォー到着)と書くのも、当初は単なる宣伝文句ではなかったと分かります。本当に「着いたよ!」というお知らせだったのですね。

 

最初は解禁日が日曜日だったのに木曜日になったのは、お役所の都合です。フランスでも、生産者や業者は、日曜日だからといって大事な日に仕事を休んだりしません。一年に数回の掻き入れ時ならみんな働きます。

 

でも、お役所は別。

このワインは間違いなくボージョレ・ヌーボーだという証明書に判を押すために、日曜日にお役所を開けるのはちょっと・・

 

というわけで、木曜日になりました。

 

できるだけ早く運びたい人はトラックではなく、乗用車を使ったりして商店やビストロに納入したようです。

 

出発する日を解禁日にするのか、今のように消費者の手に届く日を解禁日にするのか。

どちらが風流なのかはわからないけど、きっと味は同じです。

 

(写真は今年近所のスーパーで買ったボージョレ・ヌーヴォー。)

 

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