癌になると無料で治療が受けられるフランスは普段の医療費が高い | 語学と読解、文化の違いを楽しむ外国「語」人

語学と読解、文化の違いを楽しむ外国「語」人

英語、フランス語、日本語を教え、翻訳をしながら思うこと:
語学力も大事だけど読解力を養わないとね。
15年以上ヨーロッパで暮らし、三か国で子育て。
フランスやベルギーのこと、子育てのこと、文化の違いについて書いています。

 
先日、保険について教えてもらう機会があり、いろいろ考えてしまいました。
 
フランスの義母が癌にかかった時、治療費も入院費も無料でした。
フランスでは、癌やその他の難病にかかると国が保証してくれるのです。
 
日本では大病すると大金が飛んでいくので、がん保険などに入る人が多いですね。
 
その点フランスは安心・・・でしょうか。
 
フランスでは、普段の医療費が馬鹿になりません。
東京都のように子どもの医療費は無料などということは考えられません。
だから、普段から気軽に医者に行くというわけにはいかない人たちもいます。
下手をすると、小さな病気で医者に行くよりも、無理を重ねて癌になった方が安いということになります。
 
もちろん、重病になれば働くことができなくなりますから、働ける時は医療費を払い、動けなくなったら国のお世話になるというのは理にかなっています。
 
ただ、癌の治療費と軽い病気の治療費では桁違いです。
国の財政を考えると、大きな病気にならないうちにケアーした方が軽い負担ですみます。
もちろん、個人の人生にとってもそうですよね。
只だからといって、入院したい人がいるでしょうか。
 
私の子どもが赤ちゃんだった時、フランスで乳児の病気が流行り、命を落とすケースも報告されました。
 
その病気が風邪の症状から始まると聞いて、なぜ先進国で風邪をひいた赤ちゃんが大勢死んでしまうのか理解できませんでした。
 
その理由は、初めて小児科にかかったときにわかりました。
 
私の子どもはごく普通の風邪で、特別な検査も何もしませんでした。
それでも薬を合わせて1万円近くかかったのです・・・
(つづく)
 
 

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