今日は食材の買い出しに行きましたが、
道中、予期しないメッセージがわたしのスマホに届きまして、
そちらに対応している間に買い出し先に着いてしまい、
わたし「先に別の用事にして~」
配偶者「え?買い物は?」
わたし「日帰り温泉の後にして~メールと買い物同時に考えられない~」
とパニくりました。
マルチタスク、苦手ですね。
今日だったか、最近だったか、新聞広告で、
発達障がいのお子さんや、グレーゾーンのお子さんに、どう声をかけたら良いか、の本が紹介されているのを見ました。
かなり売れている本のようで、ADHD当事者のひとりとして嬉しい限りですが、
今はまだ、当事者の親御さんや、医療・福祉・教育・保育の分野の皆様くらいが手に取る本なのかな、とも、思います。
だから、発達のいろいろに関心がある訳ではない、それ以外の方々は、
たぶん、発達障がいやグレーゾーンの方々の困り感を、知ることも、想像することも、難しいと思います。
難しいから、
何故普通にできないの?
言ってること分かりますか?
話聞いてましたか?
そんなことで戸惑いますか?
という言葉が出るのも無理はないのです。
サッカーに興味ない方がサッカー選手やルール知らないように、
発達障がいに興味ない方が、あの人マルチタスク苦手そうだから手順書作ろうか、なんて考えないと思います。
もっと、発達障がいの知識啓発とか、療育とか、進んでる国に生まれたかったな~(もちろん、そういう国は、ものすごく税金高かったりするんでしょうが…)とは、わたしは、よく、思いますよ。
もし、ご自身や、ご家族に、発達障がいの疑いがある、診断を受けた、という方がいらっしゃいましたら、
このブログでは、何度もしつこく書いているんですが、
好きなものを止めないであげていただきたいなと思います。
将来、仕事に結び付くかも知れない。
将来、週に一度、気持ちをフラットにできる、2次障がいを防ぐ大事な趣味になるかも知れない。
もし、例えば甘いものが好きだとかで、身体に影響があるとかであれば、機会を明確にして、週に一度の楽しみにするですとか、
ご本人が身体を害さないよう、
周りにいる人も「これならいいよ」と許容できる形で、
続けさせてあげていただきたいなと思います。
それが失くなったら、健常者世界で、なんとか擬態したり耐えたりして、生きているご本人の、心の支えも、失くなってしまいます。
心の支えが失くなったら…
これ以上は書くの辛いです。
自宅に戻ってきて1週間経ちました息子、
落ち着いてはいますが、寝る時間になって声をかけると、YouTubeを止めなきゃいけないので、鬼の形相になるんですよね。
殴りかかってきそうで、ほんと、怖いんです。