「ビジネス成功者の仕事ゲーム」台43弾、《2代目は娘、羊羹を買う行列ができる1坪の店・小ざさ》が完成しました。
「小ざさ」は、行列ができる店として有名です。
『1坪の奇跡 40年以上行列が途切れない吉祥寺「小ざさ」味と仕事』を参考文献に制作しています。
コロナのせいで、おうち生活の人が増えています。
感染を恐れて、人に会うことが減っています。
人と会わななくなれば、贈答品を買う機会も少なくなります。
贈答品販売の店の経営が気になります。
「小ざさ」は、吉祥寺にある1坪の店す。
驚くことに、年商3億円を誇ります。
「小ざさ」の羊羹も、贈答品で買われることが多いのでは・・・?
お店の前に、早朝から羊羹を買うお客様が並ぶことで有名でした。
コロナのせいで、いま行列はどうなっているのでしょうか?
いってみたいのですが、不要不急の外出自粛で自重しています。
「小ざさ」を創業したのは伊神照男さんです。
店を継いだのは、娘の稲垣篤子(結婚により姓は稲垣)さんです。
伊神さんの長女・篤子さんは写真学校に入学、写真家としての道を歩もうとしていました。
ところが、お父さんの店を継いでもらいたい思いに引きずられ、結婚したのちカメラを封印して「小ざさ」の仕事に専念することになります。
美味しい羊羹づくりに打ち込むお父さんの下で、30歳ごろから羊羹づくりの修行を始め始めます。
毎朝、篤子さんが作った羊羹について、お父さんが味をします。
この味見の儀式は30年近く続くき、注意点を指摘されます。
篤子さんの羊羹づくりの能力を高めるため、お父さんは糖尿病になり血糖値が450になっても、毎朝この味見をしていました。
1991年の大晦日の朝、お父さんが儀式の味見をして、はじめて「よかろう」と言います。
この言葉を残して、翌日の元旦にお父さんはなくなられます。
篤子さんはお父さんから認められたことで、羊羹づくりに自信を持つようになれました。
2代目を継いだ篤子さんは、お父さんから「お前は時代の変化をよく見て、それに合うようにやっていきなさい」と言われていたそうです。
お父さんが築いた「小ざさ」の遺伝子を引き継ぎ、時代に合わせながら次の世代に繋げていく経営をしています。
コロナのせいで、経営が苦しい店が増えています。
なにか生き残る方法を見つけなければなりません。
「小ざさ」は、その味で1坪の店で年商3億円を達成しています。
その店らしい魅力を生み出せば、行列ができます。
ゲームでは、職人技に徹したお店の成功例を学ぶことができます。