ネットベンチャーを起業して成功しようとすると、1週間に110時間ぐらい働く人でないと無理かも? | think to careerのブログ

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24歳のころ、朝7時から夜11時まで、土日もふくめ連続27日間働いたことがあります。

 

7~8月の暑い時期だったので、20日目を過ぎると疲れてきます。

 

仕事の区切りがついた28日目、明日から1週間夏休みを取るようにと上司にいっていただきました。

 

素晴らしい上司だった記憶があります。

 

 

「働き方改革」を当然とする就活の大学生に、ビジネスの世界では27日間働きづめということがあるよと説明していました。

 

実際、この経験がその後の働き方に役立ちました。

 

ビジネスマンとして、数少ない自慢話です。

 

 

ところがです。

 

最近、27日間連続勤務など、甘いとわかってきました。

 

若手IT起業家の働き方を調べると、まさに驚くばかりです。

 

狂気のように働いています。

 

 

DeNAの南場社長さんや創業時メンバーもそのようでした。

 

南場社長さんが語っています。

 

午後6時から朝6時までの12時間、銀座のリクルート本社においてネットサービス内容に関する打ち合わせをします。

 

それが終わると、渋谷の事務所にもどり、12時間以内に前夜の議論を仕様書にまとめシステム開発者に指示を出し、再びリクルートに向かうパターンを続けます。

 

睡眠時間は銀座~渋谷間の移動時間30分、往復の2回だった。

 

南場社長さんも会社に泊っていたようです。

 

男性の使った寝袋が嫌いで、アメリア土産というNASAの銀紙にくるまって寝ました・・・・だそうです。

 

 

DeNAの創業期に転職してきた元IBMのエリート社員は、千葉にある自宅に月3日しか帰っていないと嘆いていたそうです。

 

そんな状況でもきちんと家賃を払っていたので、1泊の値段が数万円になるといって笑い話にしていたようです。

 

ついには、アパートを引きはらい、住民票を会社に移します。

 

元IBMのエリートが「ホームレス」になりました。

 

 

SHOWROOMの前田さんも同じです。

 

投資銀行に入社します。

 

5時に出社して、深夜まで働いています。

 

大手町の事務所へは自転車で通勤したそうです。

 

おそらく、1日の睡眠時間は2~3時間ぐらいでしょうか?

 

驚くような働き方です。

 

 

ここまで働かないと、ネットベンチャーを起業しても成功しないということでしょうか?

 

新しいWebサイトも成功しないということでしょうか?

 

ITベンチャー企業で成功するには、これぐらい働かないとだめみたいです。

 

 

IT関連の会社に就職する大学生が増えています。

 

IT系会社の働き方を学ぶ材料として「ビジネス成功者の仕事ゲーム 第31弾」は、サイバーエージェント・藤田社長にする予定です

 

 

サーバーエージエント・藤田社長は、23歳で人材派遣業のインテリジェンスに就職します。

 

朝は始発電車で会社に来ます。

 

土日も関係なく、5月の連休、夏休みも取らず働きます。

 

1年間、1日も休まず働いたみたいです。

 

 

インターネットの営業代行業でサイバーエージエントを創業した時も、創業メンバー3人と1週間110時間働くことにします。

 

平日は、朝9時~深夜2時まで117時間働きます。

 

5日間で、労働時間は85時間になります。

 

土日は、12時働きます。

 

すると、週に109時間です。

 

 

インターネットブームという追い風に乗るには、これぐらい働く必要があったようです。

 

業界の競争に打ち勝ち、一番にビジネス化することで大きな利益をえるには、それぐらいの働きが求められたのでしょう。

 

サイバーエージェントは、藤田社長さんの働き方が企業風土になっているみたいです。

 

ベンチャー企業で働くということは、会社で寝袋で寝るということかもしれません。

 

 

27日間程度しか必死に働けないようでは、ベンチャー企業では無理のように思えてきました。