千葉県市川市の広報紙をみました。
驚くようなページがあります。
タブロイド判の見開きカラーページで、『サラリーマン金太郎』『釣りバカ日誌』『働きマン』『恥をかくのが死ぬほどこわいんだ』といった漫画のキャラクターが紹介されています。
サラリーマン漫画展「漫画に学ぶ働き方」のPRです。
会場は「市川市文学ミュージアム」で、期間は7月21日から9月24日です。
展示される作品は、
弘兼憲史『課長 島耕作』
古谷三敏『ダメおやじ』
林律雄・高井研一郎『総務部総務課 山口六平太』など
名作がずらっと並びます。
たしかに、見たいマンガばかりです。
なぜ文学ミュージアムで「サラリーマン展『漫画に学ぶ働き方』を開催するのでしょうか?
開催の目的は、「漫画の中のサラリーマンたちは、社会を映す鏡です。サラリーマンにとって、働き方は生き方でもあります」とされています。
文学ミュージアムといえば、文学作品の展示会が一般的です。
このような堅い内容では、人が集まらないのでしょうか?
それで、人の集まりやすいマンガ企画を開催したのでしょうか?
働くという意味を考えるうえでは、少しリアリティに欠けているように思えますが・・・?
イベントも企画されています。
①ワークショップ マンガアシスタント体験
②サラリーマンダンス公演&ワークショップ
③マンガのセリフを考えよう
④担当学芸員によるギャラリートーク
働き方に、どう関係してくるのでしょうか?
これなら、「ビジネス成功者の仕事ゲーム展」を開いてもらいたくなります。
すでにゲーム作品は、20点近くになります。
ゲームを展示して、実際にゲームをする学習会をひらくイベントはどうなのでしょうか?
スゴロクは文学でないと、却下されるのでしょうか・・・?