「ICT教育」で、大学入試改革に対応する「思考力・判断力・表現力」学習ができないか? | think to careerのブログ

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連休に入って以来、『伝記的人生ゲーム』の「クロネコヤマト・3代目社長都築さん版」作りに没頭しています。


そんな忙しいときに限って、突然の邪魔者がはいります。


親しくしている学習塾から、「ICT教育」に関する相談です。


コンピュータに弱く、「IT」や「ICT」といわれると頭が混乱します。



学習塾で、「タブレット学習」の導入を検討しているそうです。


リクルートの「スタディサプリ」の影響です。


「スタディサプリ」は、個人用に開発された教材ですが、公立学校での導入も計画されています。


同じ問題を全員で解いていくと、その理解度が可視化でき、個人別成績管理が簡単になります。



相談は、そのような基本的な利用法というより、「ICT教育」のもうひとつの目標についてです。


文部省は、「ICT教育」の目標を2つあげています。


一つは、デジタル機器を使用したわかりやすい学習です。


「スタディサプリ」などは、その事例の一つです。


もう一つは、「情報活用力」の育成です。



塾が進めたいのは、「タブレット」を使った「情報活用力」学習です。


「情報活用力」学習を通じ、「多くの情報を収集・分析して、自分の意見を文章にする能力」を高める取り組みです。



2021年の「大学入試改革=大学入学希望者学力評価テスト(仮)」では、「思考力・判断力・表現力」が問われます。


「自ら課題を発見し、答えが一つでない問題の解をだしていく能力を評価する」計画です。


目玉は、記述式の問題になります。


たしかに、「思考力・判断力・表現力」が身についていけば、OA入試の「志望理由書」がかけない、就活の「エントリーシート」がかけないといったこともなくなります。



入試改革に対応するには、「情報活用力」学習が必要になります。


「ICT教育」と「大学入試改革」は連動しています。


記述式の問題は、多くの情報にもとづき解答することになります。



学習ゲーム作りの体験をいかして、「情報活用力」に関するアイデアを考えて欲しいとの依頼です。


コンピュータの知識はありませんが、ソフトのアイデアだけならなんとかなりそうです。


面白そうなテーマなので、少し考えてみようと思っています。