自治体の博物館・記念館など文化施設の経営が大変です。
その大きな原因は、高齢者や児童のための福祉費用の増加で、自治体の経営が苦しくなっているからです。
文化施設に回せる予算にしわ寄せが来ています。
多くの公共施設で、予算不足を賄うために収益アップの必要に迫られています。
収益拡大につながる企画を立てるよう指示が出たりしています。
そこで、文化施設専用の「オリジナルスゴロク」制作を提案しています。
俗にいう、ミュージアムグッズの開発です。
施設独自のテーマに関する「オリジナルスゴロク」を制作・販売する企画です。
いま、具体的に検討を進めているのが、「ホタル・カブトムシ・セミ」などの昆虫スゴロクシリーズです。
その施設では、毎年「ホタル観賞会」を開いています。
施設内にホタルを放つ人気のイベントです。
そのイベント時に、「ホタルスゴロク」を販売します。
「ホタル」の鑑賞会ですので、売れるのではと考えています。
「ホタル」のあと制作するのは、「カブトムシ」です。
夏休みになると、「カブトムシ」を展示します。
その時に、「カブトムシスゴロク」を販売します。
「カブトムシ」展示にあわせ、夏休み自由研究教室を開く計画です。
自分独自の昆虫スゴロクを制作します。
完成したスゴロクが、夏休みの自由研究になります。
親子教室で、1日で完成する内容にします。
昆虫や植物は、スゴロクやボードゲームにしやすいテーマです。
成長過程をマス目に展開していくと、簡単に制作できます。
「セミ」や「トンボ」などシリーズ展開も可能です。
「植物」も、花の種類ごとに制作できます。
施設独自の「スゴロク」をミュージアムグッズとして販売することを、積極的に提案していこうと考えています。
スゴロクは低コストで制作費できるので、投資費用も少なく失敗の被害も小さくできます。
毎年新作を追加してシリーズ化すれば、より売りやすくなり、収益アップにつながると思われます。