再就職希望者を対象にした「企画書講座」の難しさが分かりました。1か月過ぎると、能力の差が歴然化! | think to careerのブログ

think to careerのブログ

ブログの説明を入力します。

実験的に、再就職希望者の社会人を対象に、150時間わたる「企画書の作成講座」を指導しています。


30代、40代、50代の人達です。


講座の折り返し点をむかえましたが、厄介な問題に直面しています。


それは、能力の差が歴然としてきたことです。



企画書の作り方について「1の話」をすると、「10の理解」をするセンスのいい方がいます。


企画書の作成も順調に進みます。



また、「10の話」をすると、「10の理解」をしてくれる人もいます。


問題点を指摘すると、なんとか形になっていきます。



ところが、「10の話」をしても、「1の理解」しかできない方もいます。


企画業務に向いていないような人です。


こんな人に限って、プライドが高いようです。


「どうですか」と声をかえても、大丈夫としかいいません。


実は頭の中は大混乱して、パニック状態のようです。



もちろん、難しい企画書を作成させているわけでありません。


事業企画や商品企画と言っても無理です。


身近なテーマを設定するようにしています。



たとえば、地元の地域活性化企画や、PTA運営に関する改善企画など、自分にとってなじみやすいテーマにするようにいっています。


働く女性からブーイングの多いPTAの改善計画など、いま求められている企画です。


PTA経験者の女性なら、書きやすいテーマです。



このような企画書の作成も難しい人には、「自己PRや強み」を表現するプレゼン資料を作成するようにお願いしています。


職務経歴書に添付できるような内容にするという条件です。




「10の話」を「1しか理解できない」人は、講座の終了時にはどうなっているのでしょうか?


様子を見かねて「こうしたらどうですか」とたたき台の案を渡すと、「こうしないとダメなんですか」という返事が返ってきたりします。


せめて、人の話しはそっちょくに聞いてもらいたいです。



やはり、「企画書作成講座」は、企業研修のテーマなのでしょうか?