ある講座で、「自分を励ます名言集」を作る学習をしました。
インターネットで「名言」を検索し、それを材料に「自分で考えた、自分のための名言集」の作成です。
この学習を思いつくきっかけになったのは、失業者の問題です。
最新の失業率は4.2%、失業者は前年同期比18万人減少して277万人です。
やや失業率は改善され、失業者も減少しているように見られます。
しかし、減少の原因の一つは、失業者が減ったというより、「希望するような就職先がないので、求職活動をあきらめた人」が増えた結果のようです。
何事も、思い通りにならないことが続くと、疲れてあきらめます。
そこで、諦めずに頑張って欲しいということで、名言集を作成しました。
事前に、「苦しいときに、自分いいい聞かせている言葉」として、どのような言葉が使われているか資料を検索してみました。
すると、20代から60代の男女1,030人を対象にした調査資料が見つかりました。
その資料で上位3位に挙げられていた言葉は
① 「なるようになる、なるようにしかならない」 回答数788
② 「まいいか、気にしない」 回答数662
③ 「人は人、自分は自分」 回答数624 ・・・・でした。
ちょっとなげやりな回答が多いような気がしますが・・・?
前向きな回答としては
① 「過去と他人は変えられない、自分と未来は変えられる」 回答数206
② 「努力は裏切らない」 回答数206 ・・・でした。
しかし、多くの書店で、カーネギーの書いた『道は開ける』を目にします。
この本が並んでいるということは、前向きチャレンジして生きていこうとする人も多いということです。
そんな訳で、「自分を励ます名言集」作りをやったのですが、意外に好評でした。
ちなみに、私の「名言集」は次のようになります。
私にとっての名言は、「想像できることは、必ず実現する」
「想像したことを実現する」5か条として
① 実現したいことについて、24時間考え続ける
② 実現したいことについて、人に言葉で説明する
③ 実現したいことについて、見せられる形にする
④ 実現したいことについて、関連する現場にかかわる
⑤ 実現したいことについて、仲間を集める ・・・となります。
「自分による、自分のための名言集」づくりは結構面白いので、関心のある方は一度やってみてください。