受験先の企業では、すべての人への「瞬時の挨拶」が原則です。
あなたは企業訪問したとき
① 社内の人達に、「こちらから先に挨拶していますか?」、「それとも、相手から先に挨拶されていますか?」
② 廊下などで社員にあうと、「すべての方に挨拶していますか?」、「それとも目線をそらし、挨拶をさけていますか?」
おそらく多くの人は、廊下で社員の方と出くわしても、相手から先に挨拶され、あわてて挨拶を返したりしてるのではないでしょうか?
あるいは、なんとなく気おくれして、すれ違う人と目線を合わせないようにして、挨拶せずに素通りしようとするのではないでしょうか?
挨拶は、習慣であり、ビジネスの基本です。
普段から挨拶慣れしている人は、面接でも好印象の挨拶ができます。
しかし、挨拶が苦手な人は、面接でしっかり挨拶しているつもりでも、どこかぎこちなさを見透かされます。
なぜ、そこまで「挨拶にこだわるか」といえば、挨拶は「採用後の問題」と関係するからです。
たとえば、「誰にでも、気持ちの良い挨拶のできる人」は、「即戦力として使えそう」、「協調性がありそうだ」といったグッドイメージにつながります。
それに対して、まとに挨拶のできない人は、「挨拶から教えないとだめなので、戦力になるまで時間がかかりそう」、「協調性が不安で、職場で人間関係のトラブルを起こさないか」といった心配を抱かせます。
最近、今年の3月大学を卒業したのに就職が決まらず、中小企業で実習体験をする「新卒者就職応援プロジェクト」の人達に会う機会がふえています。
失礼ながらその中に、これでは就職がきまらない典型的な人がいました。
① 事務所で初めて顔を合わせたとき
挨拶することなく、何者かという視線で私を見つめてきました。
② 2回目に顔を合わせたとき
廊下であったのですが、向こうから挨拶をされることはありませんでした。
③ 3回目に顔を合わせたとき
事務所の喫煙コナーで、挨拶もなく「お友達感覚」で話しかけられました。
このような態度では、内定をもらえなくて当然と思いました。
ビジネスは、「挨拶」から始まります。
今からでも、「内定の法則=瞬時の挨拶」を心がけてください。